重賞スーパーお宝馬券!

時計より中身

2010/9/5

新潟11R 新潟2歳S(GⅢ) 芝1600m】
注目馬  ②リーサムポイント(牡2、美浦・大江原厩舎、内田騎手)

キャリアの無い馬たちで争われる2歳重賞は、とかく前走のタイムに比重が置かれがち。その意味で、スローになりがちな中距離を勝ってきた馬の評価が、実勢より下がることがある。
前走地味な時計で1800mを勝ってきた②リーサムポイントを抜擢した。

まず血統面。非の打ちどころのない配合で、初戦はズブさを見せていたが脚の持続力が実に長かった。これはダンチヒ×ネイティヴダンサー牝馬の母の血か。またアグネスタキオン産駒は土曜の当該コースでも勝利。またアグネスタキオン×母父チーフズクラウンは、見かけの組み合わせはディープスカイと同じ。

時計面はスローなので持ち上がらないのは仕方ない。それよりも、前が残って当然の超スローペースを後方から進み、直線だけで差して3馬身離し、最後は流してしまった。上がりが34秒台で物足りないという評価も出ているが、これは流したことと、エンジンが掛かるまで多少ズブかったから。点火してからの伸びはひと際目を惹くものだった。
初戦は大事に乗っていた内田もこれで手の内に入れただろう。今度は仕掛けを早めにして、上がり33秒台を狙う。

相手には今夏の新潟外回りコースのMVPならぬMVHと言えるキングカメハメハ産駒の⑯キッズニゴウハン④クリーンエコロジー。祖母が新潟で重賞掲示板4回のダイナシュートである⑬ヴァナディース。以下⑫レッドセインツ、⑥サイレントソニック