重賞スーパーお宝馬券!

牝高牡低に待った

2011/1/9

京都11R シンザン記念(GⅢ) 芝外1600m】
注目馬  ⑭ツルマルレオン(牡3、栗東・橋口厩舎、藤田騎手)

結論から先に言ってしまうが、ドナウブルーはおそらく勝ち負けになるだろう。前走の瞬発力はケタ外れ。1F10秒9を新馬戦でマークしたのもスゴイ。反動があるかと思っていたが、追い切りは前走時より強く攻められている。リファールの強い近親交配、そして早熟血統の母父がその瞬発力と完成度の源泉だろう。
だが裏を返せば、常識的に考えてこれ以上の伸びしろはなかなか望めないとも言える。素質ある牡馬の成長度で、何とか逆転できないものだろうか。

その点で最も食指が動いたのが⑭ツルマルレオンだ。初戦は道悪にやや手を焼きながらも、後に好タイムでホープフルSを勝つことになるベルシャザールと0秒1差3着。続く未勝利戦は、ここにも出走しているレッドデイヴィスに屈して僅差3着も、逃げた馬には厳しい展開を思えばよく頑張った。そして前走の初勝利時は、同日の古馬1000万下を凌ぐ時計で大楽勝。使われてようやく覚醒した感がある。

ハーツクライ×キングマンボ×シルヴァーホークという本格的配合には奥行きがある。距離面でももう少し長い方がベターだろうし、現時点ではドナウブルーにはかなわないかもしれないが、カミソリのように切れるドナウには、脆さも内包しているような気がしてならないのだ。

馬連なら、もちろん⑫ドナウブルーが大本線。もしドナウが飛んだ際も想定して、⑤アドマイヤサガス④マルセリーナ、さらに全兄ダイタクリーヴァがこのレースを勝っている⑬シャイニーホーク⑧レッドデイヴィス①オルフェーヴルへ薄く流す。3連系の馬券なら、⑩ギリギリヒーローを追加。