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札幌2600m、穴はロベルト系

2009/8/8

札幌9R みなみ北海道S (芝2600m)】
注目馬  ⑧キングトップガン(牡6、栗東・鮫島厩舎、安藤勝騎手)

今夏の当該コース、つまり札幌2600mの連対血統を見ると、ここまでの4鞍のうち、マンハッタンカフェ産駒が2連対、ロベルト系が2勝。またロベルト系の2勝は、共に母父がノーザンダンサー系だった。さらに、母父が欧州クラシック系種牡馬が2着を5回占めている。

まず浮かぶのはMカフェ産駒の⑦レッドアゲート、芝オープンでのレベルが低い4歳、しかもなおレベルの低い牝馬だけに、軸にするのはためらわれる。ここはロベルト系から、⑧キングトップガンを抜擢したい。

まず、ハイレベルの内容だった目黒記念で、ホクトスルタンから0秒7差の6着。後方から追い上げてきた脚には見所があった。また距離こそ違え、札幌といえば、先日の函館記念で同じマヤノトップガン産駒のマヤノライジンが好走している。その函館記念にはこの馬も出走していて10着も、休み明け、出遅れでぐるりと回ってきただけの競馬。ノーカウントでいい。

そして、キングトップガンの母父はノーザンダンサー系のマルゼンスキー。今のロベルト系の好走パターンに合っている。

相手筆頭には、母父の欧州色が濃い⑤ゼンノグッドウッド⑥ビエンナーレ②エフティイカロス。父の欧州色濃い⑨エアジパング⑬ハギノプリンセス。押さえでMカフェ産駒の⑦レッドアゲート。相手6頭とやや手広くなるが、おそらくキングは人気薄。採算は取れるはずだ。