- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
札幌2600m、穴はロベルト系
2009/8/8(土)
札幌2600m、穴はロベルト系
2009/8/8
【札幌9R みなみ北海道S (芝2600m)】
注目馬 ⑧キングトップガン(牡6、栗東・鮫島厩舎、安藤勝騎手)
今夏の当該コース、つまり札幌2600mの連対血統を見ると、ここまでの4鞍のうち、マンハッタンカフェ産駒が2連対、ロベルト系が2勝。またロベルト系の2勝は、共に母父がノーザンダンサー系だった。さらに、母父が欧州クラシック系種牡馬が2着を5回占めている。
まず浮かぶのはMカフェ産駒の⑦レッドアゲート、芝オープンでのレベルが低い4歳、しかもなおレベルの低い牝馬だけに、軸にするのはためらわれる。ここはロベルト系から、⑧キングトップガンを抜擢したい。
まず、ハイレベルの内容だった目黒記念で、ホクトスルタンから0秒7差の6着。後方から追い上げてきた脚には見所があった。また距離こそ違え、札幌といえば、先日の函館記念で同じマヤノトップガン産駒のマヤノライジンが好走している。その函館記念にはこの馬も出走していて10着も、休み明け、出遅れでぐるりと回ってきただけの競馬。ノーカウントでいい。
そして、キングトップガンの母父はノーザンダンサー系のマルゼンスキー。今のロベルト系の好走パターンに合っている。
相手筆頭には、母父の欧州色が濃い⑤ゼンノグッドウッド、⑥ビエンナーレ、②エフティイカロス。父の欧州色濃い⑨エアジパング、⑬ハギノプリンセス。押さえでMカフェ産駒の⑦レッドアゲート。相手6頭とやや手広くなるが、おそらくキングは人気薄。採算は取れるはずだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。