- 5月5日 東京11R NHKマイルC(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 5月4日 京都11R 京都新聞杯(G2)
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お宝馬$ジューンテイク(8人気) 1着
これぞ血統ハンティング!
軸馬は不動、しかし…
2014/1/12(日)
軸馬は不動、しかし…
2014/1/12
【京都11R シンザン記念(G3) 芝外1600m】
◎本命馬 ⑫ミッキーアイル(牡3、栗東・音無厩舎、浜中騎手)
意外にも、近年はその後名馬に成長する馬が厳寒期にもかかわらず出走し、上位に入っているシンザン記念。今年もそうなりそうな⑫ミッキーアイルが出走してきた。
ただし、現状ではクラシック云々という感じはしない。母方のスピードが強すぎる。あくまでマイラーとしての期待である。
この馬のここまでの内容については、改めて述べるまでもない。放っておいても圧倒的な人気馬だ。重箱の隅を突こうとしたが、さすがに今回はシャッポを脱ぐ。唯一心配があるとすれば、陣営が下げる競馬を試みること。ここまでのレースは無理に逃げているのではなく、折り合いながら他の馬とスピードが違いすぎて自然にハナに立っているだけだ。そういう馬を無理に控える競馬を教え込もうとしては絶対にダメ。馬の気分に任せて、もし強引にハナを奪おうという馬がいたらハナを譲ればいいだけのことだ。
$お宝馬 ⑧ビップレボルシオン、⑤クリノカンパニー
相手も①ウインフルブルーム、②タガノグランパ、⑪モーリスで堅そうだが、ヒモに入れておきたい人気薄はこの2頭だ。
まず⑧ビップレボルシオンは前走は出負けと内回りで届かず。スタートさえ出れば、マイルでペースがアップしての外回りは歓迎のはず。冬場に強い配合でもある。
⑤クリノカンパニーは、2走前の内容が良い。詰めが甘いが、高速上がりは要らないコースと時期である。父グレイソヴリン系もコース適性を裏付ける。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。