【天皇賞(秋)】好位押し切り理想のラクリマ「渋とさが活きる展開に」

29日、日曜東京11レース・天皇賞(秋)(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、オールカマー1着のマイネルラクリマ(牡6、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.3-69.2-54.1-39.4-12.7秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「前走は最高のレースをしてくれましたね。夏休み明けを本当に良い形でスタートすることが出来ました。前走後はここに合わせて調整してきています。この馬のパターン通り、1週前追い切りはある程度強い負荷をかけました。前に3頭いましたが、上手く捌いて外を回って予定通りの調教が出来ました。今週もパターン通りそれほど強くない内容で、今週が競馬だと教える意味でゴール前だけ気合いをつけました。馬の状態は良いですよ。

東京コースでの勝ち鞍はありませんが、惜しい競馬はしていますし、距離2000も守備範囲なので、東京2000というコース条件は問題ないと思っています。スタートが上手ですし、好位につけてそのまま押し切るような形になればと思っています。この馬の渋太さが生きる展開になってくれれば良いですね。馬場が少し渋ってもラクリマにはプラスだと思いますし、天気はそれほど気にしていません。真面目に一生懸命走る馬ですし、応援してもらえればと思います」

マイネルラクリマ