外から猛追!ハッピーサークルがハナ差交わす…中山新馬

3月7日(土)、2回中山3日目4Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気・ハッピーサークル(牝3、美浦・田島俊厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.9(重)。

2着にはハナ差で15番人気・ディスティニーガイ(牡3、美浦・奥平雅厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・タイセイストーム(牡3、美浦・新開厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたハラペーニョ(牡3、美浦・高橋裕厩舎)は11着に敗れた。

ややバラついたスタートからディスティニーガイがハナへ。その後ろにデイトナ、タイセイストームらがつけ、先団はひとかたまりとなって、4コーナーを駆け抜ける。直線に入り、抜け出したディスティニーガイが後続を引き離す。粘りを見せるが外から猛追してきたのはハッピーサークル。ゴール手前でハナ差捉えて、接戦を制した。人気のハラペーニョはペースに付いていけず、11着に沈んでいる。

勝ったハッピーサークルの母ハナマルは2勝馬だが、いずれもダートの短距離戦での勝利。12月に入厩すると十分に乗り込み、この一戦に備えていた。馬主は西村專次氏、生産者は平取町の二風谷ファーム。馬名の意味由来は「幸せの輪」。

1着 ハッピーサークル(戸崎騎手)
「ぎりぎり交わせ、ほっとしました。いいスピードがあり、道中の手応えは楽。まだ若いですし、これからしっかりしてきます」

3着 タイセイストーム(三浦騎手)
「気がいいタイプだと聞いていたが、メリハリが付いた。センスがいいよ。まだキ甲も抜けていないし、これから良くなるよ」

4着 デイトナ(江田照騎手)
「いい競馬ができたけど、跳びがきれいでゆったり。もう少し長い距離が合っていると思うよ」

8着 イントゥイシオン(柴田大騎手)
「まだ体ができていません。フットワークがいいですし、素質は高いですよ」

9着 ブラウンルランシー(丸山騎手)
「稽古の本数が不足していますし、まだ本物ではない。これで変わると思いますよ」

11着 ハラペーニョ(田辺騎手)
「案外でしたね。この距離は忙しいですよ」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ハッピーサークル
(牝3、美浦・田島俊厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:ハナマル
母父:アフリート

ハッピーサークル

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