【チャンピオンズC】ノンコノユメ加藤征師「この馬の力を信じて」

3日、日曜中京11レース・チャンピオンズC(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、武蔵野S1着のノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.7-54.5-39.7-12.7秒をマークした。

【加藤征弘調教師のコメント】
「前走はスタートは良かったですけど、行き脚がつきませんでした。前半はハイペースで追走に苦労しましたが、最後に外に出してからはいつも通りの末脚を繰り出してくれました。こちらが思っていた以上に、58キロという斤量をこなしてくれたと思います。今回は中2週ですしオーバーワークになるのは避けたかったので、後ろから追走して時計が速くならないように先行させました。攻めはそれほど良く見せないタイプですし、いつも通りのこの馬の感じでした。

前走は休み明けだった分、気持ちも穏やかでしたが、今回は見た目以上に気持ちが入っています。この馬に限らずこの時期の3歳馬は骨格がしっかりしてくるものですし、だいぶ体が出来てきたと思います。中京コースは最後の直線がずっと坂続きで、追い込み一辺倒など極端な競馬をする馬には合わないと思いますが、レースに行って最初からハミを取る馬ではありませんし、今まで通りの形になると思います。

武蔵野Sのときに、今回のことを想定して1泊2日で競馬という流れを経験させましたし、輸送や1泊することに関しては全く心配していません。前走よりはるかに強力なメンバーが揃うのでそんなに簡単にはいかないと思いますが、この馬の力を信じて競馬に臨みます」

ノンコノユメ

ノンコノユメ