【POG】好位からキッチリと差したリンガスウーノが4馬身差V…中山新馬

1月17日(日)、1回中山6日目4Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の3番人気・リンガスウーノ(牝3、美浦・高橋祥厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.6(良)。

2着には4馬身差で1番人気・グラミスキャッスル(牝3、美浦・尾関厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・キャピタルシップ(牡3、美浦・奥平雅厩舎)が続いて入線した。

好ダッシュを決めたグラミスキャッスルが先手を主張し、リンガスウーノ、アポロアロマが好位を追走。そこから3馬身ほど馬群は切れてキャピタルシップツインフルムーンらが続き、馬群は縦長となる。4コーナーに差し掛かるところでも馬群はバラけたままで、グラミスキャッスルとリンガスウーノが並んで直線へ入る。
内をロスなく回ったグラミスキャッスルが振り切りにかかるも、手応えに勝るリンガスウーノが残り150mで前を捕らえると、そのままリードを4馬身差まで広げてゴール。2着争いは際どくなったが、粘るグラミスキャッスルがキャピタルシップの追撃をクビ差抑えて連対を確保した。

勝ったリンガスウーノは、母が準オープンを3勝するなどダートの短距離で6勝を挙げる活躍を見せたリンガスローレル。父のサウスヴィグラスもダートの短距離で活躍馬を多数輩出している名種牡馬で、初戦から期待に応える走りを披露。成長力がある血統でもあり、今後どこまで力を付けてくるか楽しみだ。
馬主は伊藤巖氏、生産者は新ひだか町の三木田牧場。馬名の意味由来は「冠名+一(伊)」。

1着 リンガスウーノ(三浦騎手)
「能力が違ったし、初戦からしっかりと走ってくれた。気難しい面を見せていたので、そのあたりが解消すれば、今後も出世できると思う」

2着 グラミスキャッスル(柴田善騎手)
「あっさり先手を取れたし、いいスピードがある。でも、ちょっと力んだね」

3着 キャピタルシップ(柴山騎手)
「まだ体を持て余しています。思ったより付いていけましたが、前も楽をしていましたからね。使って良くなりますよ」

5着 ニシノハレブタイ(S・フォーリー騎手)
「ジャンプしてスタートし、位置取りを悪くしたぶんだね。引っかからずに進められ、いい脚を使った。いい馬だよ。スピードもある。将来的におもしろい素材だと思う」

6着 サニーデイヒーロー(宮崎騎手)
「砂を被って気にしました。素質は高いですよ。芝を使えたら変わると思います」

9着 ツインフルムーン(松岡騎手)
「ゲートの速さで対応できるかと思ったが、この距離は忙しい。マイルあたりが合いそう。締まったダート向きだね」

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リンガスウーノ
(牝3、美浦・高橋祥厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:リンガスローレル
母父:サクラローレル

リンガスウーノ

リンガスウーノ

リンガスウーノ


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