【弥生賞】マカヒキ無傷の3連勝!偉大なる父と同じ道歩みいざ本番へ!

3月6日(日)、2回中山4日目11Rで第53回弥生賞(G2)(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・マカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.9(良)。

2着にはクビ差で1番人気・リオンディーズ(牡3、栗東・角居厩舎)、3着には2馬身差で3番人気・エアスピネル(牡3、栗東・笹田厩舎)が続いて入線した。

ケンホファヴァルトが一杯に押して先手を主張していくが、内からダッシュ良くシャララが飛び出しこちらが先頭に。しかし譲らないケンホファヴァルトは押して押して1コーナーを回ったところでハナに立った。離れた3番手にモーゼスがつけ、その4馬身ほど後ろにリオンディーズが追走する。さらに離れた5番手からエアスピネルがレースを進め、1コーナーでは最後方に位置していたマカヒキが徐々にポジションを押し上げ、向正面では後方4番手。
4コーナーを回るところでリオンディーズが早くも先頭に立つ。直後からエアスピネルが追ってくるが、リオンディーズは直線に入っても鞍上の手は動かず手応えは抜群。そのまま突き放すかと思われたが、外からマカヒキがじわじわと差を詰めてくる。鞍上の懸命のムチに応えて抜け出したリオンディーズだが、ルメール騎手のマカヒキが一完歩ずつ差を詰め、クビだけ交わしたところがゴールだった。エアスピネルはこの2頭の争いから最後は脱落、3着に終わった。

勝ったマカヒキはこれで無傷の3連勝。姉には短距離戦線で活躍を見せているウリウリがいる血統。新馬、若駒Sからの3連勝というローテーションは、父・ディープインパクトが三冠を達成した際と同様のものである。また、前走の上がり3F32.6秒という数字は、父のマークした33.6秒を1秒も上回るものであった。今日もそのきょうりょくな末脚が爆発。マークした上がり33.6秒は、2着リオンディーズを0.8秒上回るものであった。偉大な父と同じ勝負服をまとった子の次なる舞台は、その父がより一層輝きを放ったG1の大舞台だ。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ハワイの収穫祭」。

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マカヒキ
(牡3、栗東・友道厩舎)
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母父:フレンチデピュティ
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:
16年弥生賞(G2)

マカヒキ

マカヒキ

マカヒキ

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