トピックスTopics
【エプソムC】末脚一閃! 圭太ルージュバックが復活を告げる差し切りV
2016/6/12(日)
6月12日(日)、3回東京4日目11Rで第33回エプソムC(G3)(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ルージュバック(牝4、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.2(良)。2着には2馬身半差で3番人気・フルーキー(牡6、栗東・角居厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・マイネルミラノ(牡6、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。
大方の予想通り、マイネルミラノがハナを奪い、ナカヤマナイト、アルマディヴァンが好位へ。ラングレーは5番手のイン、ロジチャリスはその直後で、アルバートドックとフルーキーは中団やや後ろからレースを進める。
馬群はやや縦長となり、軽快に逃げるマイネルミラノが後続を引き離して直線へ。ラチ沿いでラストスパートをかけたマイネルミラノがそのまま押し切るかと思われたところを外からルージュバックが次元の違う脚で猛追。アッという間にマイネルミラノを捕らえると、2馬身半差を付けて1年4カ月ぶりのVゴールとなった。
勝ったルージュバックは、デビューからきさらぎ賞まで無傷の3連勝。牝馬クラシック戦線の最有力候補に挙げられていたが、桜花賞では9着と大敗。続くオークスでは2着と巻き返したが、3連勝をマークした当時の切れ味が影を潜めていた。年が明けて中山牝馬Sで2着、前走のヴィクトリアMでは適距離とはいえないマイル戦でも5着と復調気配を見せ、1ハロン延びたこのエプソムCで牡馬を一蹴。22年ぶりとなる牝馬のエプソムC制覇を果たし、高らかに復活をアピールした。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ブランデーをジンジャーエールで割ったカクテル名。母名より連想」。
エプソムCの結果・払戻金はコチラ⇒
ルージュバック
(牝4、美浦・大竹厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
通算成績:10戦4勝
重賞勝利:
16年エプソムC(G3)
15年きさらぎ賞(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/12(日) 【ヴィクトリアマイル】まさかまさかの大仕事!ブービー人気テンハッピーローズがG1初制覇
- 2024/5/13(月) 【3歳馬情報】能力はこんなものではない!前走大敗の良血馬が巻き返しを誓う
- 2024/5/12(日) 【オークス】出走馬格付けバトル!桜花賞馬ステレンボッシュを抑え総合1位の逆転候補とは
- 2024/5/11(土) 【ヴィクトリアマイル】春のG1予想6週連続的中!絶好調アンカツの必見「神予想」
- 2024/5/11(土) 【京王杯スプリングC】判定ハナ差の大激戦!昨年2着ウインマーベルがわずかに凌ぎ優勝
- 2024/5/12(日) 【ヴィクトリアマイル】本命馬がG1連勝中!今週も発見「絶好ポジション」から突き抜ける軸馬候補
- 2024/5/11(土) 【ヴィクトリアマイル】昨年はソングラインの優勝を予告!今年のサインは衝撃の爆穴馬
- 2024/5/12(日) 【ヴィクトリアマイル】G1でも十分やれる!元ジョッキーが狙う穴の女王候補