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【フェブラリーS】得意の東京で躍動ノンコノユメ「今年は結果を出したい」
2017/2/15(水)
15日、フェブラリーS(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
前走、東京大賞典4着のノンコノユメ(セ5、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.8-67.9-53.5-40.0-13.9秒をマークした。
「前走は超が付くくらいのスローペースだったこともあって、好位から自分のリズムで上手に追走していましたが、途中から急に速くなるペースで前の3頭も止まらなかったですからね。直線を向いてから若干遅れを取りましたが、この馬なりにしっかり伸びてはいたと思います。レース後は2週間ほど気持ちを静めて馬体の回復にも努めなければならないので、近場のムラセファームに短期放牧に出して1か月ほど前に帰厩してきました。
先週、先々週としっかり6ハロンから負荷をかけていますし、あまり精神的なストレスを当該週にかけて良いタイプではないので、今日は自分のペースで伸び伸びと走らせることを念頭に置いてやりました。あまり調教で動くタイプではないのでそれほど派手には見えませんが、動き自体はこの馬なりの動きは出来ていたと思います。
去勢後もレースを何戦か重ねて、状態は少しずつ上がってきていると思います。去勢して気持ち的にそれほど穏やかになったという感じはしませんが、牝馬に対しての馬っ気はだいぶ軽減されてほとんどなくなりました。馬体重に関しては先週、先々週と強い負荷をかけても450キロを切っていないので、輸送減りさえしなければ450キロを超えるくらいで出られるのではないかと思います。
去勢する前のかしわ記念の頃から当日輸送でかなり馬体を減らすような傾向になっているので、今回は水曜日追い切りにして金曜日に東京競馬場に運んで土曜日に馬場入りをする予定です。それが今回のノンコノユメにはベストなのではないかと思っています。東京1600は距離とワンターンのコース形態も含めて、この馬にとっては走りやすいコースだと思っています。どんなレースをするかは、ルメールジョッキーに『信じてくれ』と言われているので、彼を信じて乗ってもらうつもりです。去勢明けて今回は状態もかなり上がってきているので、この馬の力を見せて今年は結果を出したいと思っています」
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