1番人気カフジテイク上がり最速34秒9も3着「よく伸びているが」

カフジテイク

G1初勝利がかかったデビュー14年目の津村騎手も無念の3着となった

●2月19日(日) 1回東京8日目11R 第34回フェブラリーS(G1)(ダ1600m)

1番人気に支持されたカフジテイク(牡5、栗東・湯窪厩舎)は3着。人馬ともに悲願のG1制覇はならなかった。

スタートはこれまで通りゆったりとした出脚。4コーナーからは大外に進路をとって、持ち前の末脚を繰り出したが、3着まで。上がり最速34秒9を記録したが、勝ち馬から0.1秒差に詰め寄るのが精一杯だった。

「どうしてもポジションは取れません。位置取りが後ろすぎましたね。終いに賭け、よく伸びているのですが。残念です」と津村明秀騎手は肩を落としたが、 湯窪幸雄調教師は「(レースの)上がりが速かったですね。上位まで来られないかと思ったところから、よく来てくれました。らしい競馬はみせてくれました」と愛馬をたたえた。

しかし、これが5歳にして2度目のG1挑戦。今後もダートの一線級を賑わす存在として、今後も活躍が期待される。