【宝塚記念】連覇を狙うサトノクラウンら関東馬3頭の1週前追い切りコメント

サトノクラウン

アルバートと併せたサトノクラウン(右)

■日曜阪神11レース・宝塚記念(G1)1週前情報

【6/14追い切り】

サトノクラウン(牡6、美浦・堀厩舎)・前走=ドバイシーマクラシック7着
石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.4-50.9-37.4-12.8秒をマーク。

【森助手のコメント】
「1週前追い切りは、石橋脩騎手に乗ってもらってしっかりめにやりました。本当に良い頃と比べると物足りなさがある感じで、ジョッキーがアクションを起こしても反応が足りないところもあったようですが、今回しっかりやったことで変わってくると思うと石橋騎手も話していました。前走に関してハッキリした敗因は分かりませんが、初めてのドバイ遠征でしたし、香港でも初めて遠征したときは結果が出なかったので、初めての環境に馴染めないところがあったのかもしれません。調整も上手くいかず、良い状態で送り出せなかったかと思います。

宝塚を勝った去年は、大阪杯から宝塚に向かったので調整はしやすかったかと思います。今年は海外遠征帰りで調整の難しさはありますが、1週前にしっかりやったことで良い方に向いてくれれば、と思います。この馬はひとクセあるタイプですが、石橋騎手もこの馬に普段の調教で乗っていますし、厩舎の他の馬にも乗ってくれていてコミュニケーションは取れているので問題はないと思います」

アルバート(牡7、美浦・堀厩舎)・前走=天皇賞(春)8着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.0-50.8-37.3-12.9秒をマーク。

【森助手のコメント】
「前走後は放牧に出して、2週前に帰厩した後も順調に調整できています。1週前追い切りは終いしっかりやって、いつものこの馬の動きができていたと思います。阪神大賞典のときはいかにも休み明けという感じでしたが、前走を使った後も変わらず良い意味で平行線できています。ずっと長距離を走ってきていますし、ベストは3000以上かと思いますが、この距離も十分守備範囲かと思うのでこなしてほしいですね。今回は藤岡康太騎手に乗り替わりになりますが、クセのない馬なので問題ないと思います」

【6/13追い切り】

ゼーヴィント(牡5、美浦・木村厩舎)・前走=目黒記念6着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-53.9-39.2-12.8秒をマーク。

【木村哲也調教師のコメント】
「ここ2戦は、本当に良い頃と比べてまだ物足りないかという感じはします。去年の七夕賞後に左前を骨折して以来そこをかばっているのか、本来の走りができていない感じがします。体をしっかり使えていないようなので、そういう点を修正するための礎になればという意味合いで1週前追い切りの内容を考えました。手探りのなか、工夫しながら調整しています。関西圏への輸送競馬になりますが、福島で輸送は経験していますし、阪神2200というコース条件も問題ありません」

ゼーヴィント

ここが試金石となるゼーヴィント