【函館2歳S】無傷の2連勝で戴冠狙うレッドヴェイパー「完成度高い」と北村友騎手

17日、函館2歳S(G3)の追い切りが函館競馬場で行われた。

●前走、新馬1着のレッドヴェイパー(牝2、栗東・安田隆厩舎)は、北村友一騎手を背に函館ウッドコースで追われ、5F69.0-53.2-38.9-12.1秒をマークした。

【北村友一騎手のコメント】
「小柄な馬ですし、短期放牧から帰ってきた後も太め感はありませんでした。(今日までの中間で)追い切りは一本だけでしたが、問題ないと思いますし、速い時計は必要ないと思っていました。テンションが上がりやすい馬で上がらないように注意しましたし、この馬には理想的な内容だったと思います。直線を向いてもスピードが持続するような感じ。いい追い切りでしたね。

デビュー前から完成度が高く、前回から大きく変わることはありませんが、状態をキープできればいいですし、テンションが上がりやすいので気をつけました。瞬発力はありますし、いい脚が長く続くのが持ち味。小柄だけど、パワフルなところもあります。新馬戦は乗せていただくことができませんでしたが、デビュー前から2歳Sへ無事に駒を進められればと思っていたので、いい結果を残したいですね」

●前走、未勝利1着のビアンフェ(牡2、栗東・中竹厩舎)は、藤岡佑介騎手を背に函館ウッドコースで追われ、4F58.2-42.9-14.1秒をマークした。

【藤岡佑介騎手のコメント】
「先週もしっかりやっていましたし、いい状態で来ています。もともと2歳Sという期待がかかっていた馬。今年の開催は1週以外は馬場も変わらずきていて、(勝ち時計1分)10秒を切っているかどうかは短距離戦ですし、目安になると思います。この馬もいい時計で走っていますからね。僕もリズムよく乗れていますし、ここまで来たら、(リーディングを)という思いです」