大和屋暁のROTドラフト会議・TALK4はコチラ⇒

talk5

-:続いて2位ですね!

河:2位指名はキューグレーダー(牡2、美浦・栗田徹、父ダノンシャンティ×母バグダッドカフェ)。2月13日生まれと書きましたが、僕と誕生日が一緒なんですよ。

森:シーザリオのパターンですね。

河:僕の「数少ない」競馬関係者からの一押しで言われた馬なのですが、これはシルクです。去年のイストワールファムに続き、今年はこのキューグレーダーで。「ダノンシャンティが良いよ」ということで、出資をしました。もう4月5日にトレセンに入りまして、ゲート試験を合格しています。1月くらいからかなりクラブのホームページでは絶賛されていて「スピードの絶対値が違う」「馬の後ろにいても怯まない」「気持ちが前向き」「走りたくてしょうがない」などのコメントがいっぱい。これは走るんじゃないかと期待をしておりましたら、4月のゲート試験が終わってから、何か疲れが出たらしく「デビューは秋までゆっくり待ちましょう」という……。

リアルオーナーズトーク

▲前評判の高いキューグレーダーを指名した河野氏

担:ゲート試験受かっているだけでも、全然良いですよ。

河:去年、2頭デビューできなかった馬たちもいるので、ゲート試験受かって、秋まで全然ゆっくり待ちますよ、という気持ちです。本当に走る馬のようなので、今年は期待しております。すごくコントロールの利く優等生タイプのようなので、出てくれば2~3つは楽勝で勝つかなと。今年は勝ちます!

-:またも勝利宣言。

大:(昨年指名した5頭の獲得賞金の合計が)700万円の人の言うことだとは思えないよね。

担:聡平さん、新馬2着の後、2戦目勝ったら、今年のこれ超えるもんね、ハハハ。

大:まあ、頑張れよ。全員が、お前には負けねぇぞみたいな感じになっているけど、ハハハ(笑)。大和屋行きます。高額馬ジンゴイスト(牡2、栗東・矢作、父ハーツクライ×母ラヴズオンリーミー)で1口持っています。リアルスティールの下です。ハーツクライ産駒で、これは募集の直前にノーザンファームに自分の馬を見に行ったら、牧場の人に「行けっ」「これはハーツの最高傑作です」みたいなことを言われて、「(最高傑作は)ジャスタウェイじゃないんだ」と思っちゃいますよね、ハハハ(笑)。

「今年の募集馬では本当にすごい」と言って、見せてもらったのですが、本当にその時の馬体はすごかったです。1頭だけ、コイツ2歳馬じゃないの?みたいな感じの雄大な馬体をしていたのですが、今ちょっと順調じゃないです。ボーンシストという何か骨に空洞が出来る病気にかかって、ずっと乗れていなくて、今まだトレッドミル。これはサンデーレーシングで募集価格が1億円だから、もう買うのも大変でしたよ。知り合いの馬主さんが弾かれたと言っていたほど……。というくらい人気があった馬なのだが、買えてしまったのが本当に良かったのかどうか、今自問自答しているところ……。多分治ったら頑張ってくれると思います。以上。今トレッドミルで5分間、ハロン28秒で3分間だそうです。

大和屋氏「これはハーツの最高傑作です!みたいなことを言われて、(最高傑作は)ジャスタウェイじゃないんだと思っちゃいますよね、ハハハ(笑)」


森:普通に乗り込んではいる訳ではないのか。調教に行く一歩前みたいな感じですか。

担:まあ、ウォーキングマシンよりかはちょっと速いし。

大:時間が掛かりそうです。

担:僕の2位はジャドールの2015(牡2)。お父さんがシンボリクリスエスになりましたというか、これの上のフレンチデピュティのデピュティプライムというのもセレクトセール(1900万円)で買いまして、それが1000万下まで行って、今4歳で降級して、それなりに走って楽しませてくれる子の下なのです。何でも下ばっかり買っていたら、同じ血統ばっかりになっちゃうので、あまり下は買ったりしないのですが、これは割とお母さん自身スピードがあってけっこう良いのかなと。それにそんなに高くなくて、何回か(手を)挙げていたら買えたということで喜んで買ったんですけど。

大:デピュティプライムは新馬勝ちですよね。

担:ミルコ(デムーロ騎手)で新馬勝ちですよ。

大:強かったですよね。これはすげぇ~と話題になっていたもんね。

担:ちょっと気持ちの面など色々と課題が出てきまして、降級、去勢明けデビューとなります。

大:最近は去勢ネタが多いですね。ゲマインシャフトも去勢。

担:そう。まぼろしのファルブラヴ後継種牡馬の夢を諦めて、関係者のみなさんから進言を受けまして、素直に聞く耳を持つことにしました(笑)。

リアルオーナーズトーク

▲指名理由など持論を展開し、ドラフト会議は白熱

-:そうだったんですね。続いて僕ですが、またディープ産駒で嫌なんですけど……。フランツ(牡2、栗東・音無、父ディープインパクト×母ロベルタ)です。

大:昔、POGやっていた時にサンデーばっかり選んで「お前はクソ野郎だ」と言われたことがあります(笑)。

-:本当はあまり選びたくないのですが、アドミラブルと同じような組み合わせというのと、最近のダービーを観ていて、母父にロベルト系が意外と勝っていまして。

大:本当にお世話になりました。また今年も、という感じですか。

-:そうです。個人的に音楽が好きなのですが、こういうバンド名がいて、パッと見て、これどうなんだろうなと思って見たら、まあまあで。(馬名の)フランツは、イギリスの15年くらい前にデビューしたバンドです。

担:なるほど。

森:僕の2位指名はシーリア(牝2、栗東・角居、父キングカメハメハ×母シーザリオ)です。僕はとにかくシーザリオ産駒は常に追い掛けていますので。そして、キングカメハメハこそがシーザリオのベストマッチだと思っていて、初年度産駒のトゥエルフスナイトはちょっとケガで残念なことになりましたけども……。

大:体型は大丈夫ですか?

森:今のところ、大丈夫だと。リオンディーズもキンカメ×シーザリオで走っていますし。

大:初年度、2年目は本当に(脚元が)竹馬みたいと言われていたじゃないですか?

森:やっぱり安定してきているんですかね。牝馬ではまだ大物が出ていなくて、2頭いるのですが、まだ2頭とも未勝利に終わってしまっているので、ソロソロ牝馬の大物を出して欲しいなというところがありまして、指名をさせていただきました。牝馬のタイトルを全部獲れるくらい頑張って欲しいなと思いまして、シーリアが2位です。

TALK6.大和屋暁のROTドラフト会議・6P
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