2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
阪神大震災から25年
2020/1/17(金)
高田潤です!!
1月17日。
阪神・淡路大震災から今日で25年。
犠牲となった全ての方に追悼の意を表します。
大阪出身の僕は震災当時、中学2年生でした。
家の2階で寝ていた僕は、ガタガタガタガタッ!という物凄い音と強烈な揺れで飛び起きたことを今でも憶えています。
子供ながらにこの時、ただの地震ではないことだけは瞬時にわかりました。
棚にあったものはすべて床に落ち、瞬く間に家の中が散乱し、数分おきに何度も何度も物凄い揺れが続きました。
尋常ではない揺れ方でしたので、本当にめちゃくちゃ怖くて、本気で家が潰れると思いました。
揺れが少し落ちついたころに外に出てみると、
まわりの家の何軒かの壁が崩れ落ちていました。。
すぐテレビをつけてニュースを確認しましたが、どのチャンネルをつけても何をどう伝えていいのかわからず、テレビ局もキャスターもパニック状態でした。。
本当にいざ大変なことが起きた時に、人って何をどうすればいいのか、パッと行動できないものなんだと思いました。
あの時に感じた怖さと光景は、今でもよく憶えているし、この先も忘れる事は無いと思います。
自然災害は必ずこれからも起こるわけで、避けては通れません。
ただ時代と共にその経験を生かし、被害を最小限に抑えなければいけないと思うし、お互いに助け合わなければいけないと思います。
僕は怖い思いや、自身の被害は小さかったとはいえ震災の経験もしていますので、被災地の大変さや被災した方々の気持ちも少なからずわかっているつもりです。
ですので、競馬を盛り上げることは当然ですが、これからもさまざまなチャリティーイベントやボランティアに積極的に参加し、
そういう企画にも力を入れて、また協力もしていきたいと思っています。
その時は、競馬ファンの皆様もぜひご協力宜しくお願いします!!
お互いに協力し合って助け合いましょう!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。