アルバート

(牡7、美浦・堀厩舎)

アドマイヤドン
フォルクローレ
母父ダンスインザダーク
通算成績29戦9勝
重賞勝利 15~17年ステイヤーズS(G2)
17年ダイヤモンドS(G3)
連対時平均馬体重469kg (最高:478kg) (最低:458kg)
前走時馬体重474kg
POINT7歳馬だが衰えを見せることなく、好馬体をキープしている。下腿部に血管もくっきりと浮いており、腹回りもスッキリ。腹袋はやや大きめだが、全体のシルエットはステイヤーらしいムダの無い体つきだ。オープンに上がってからは秋冬に走ることが多く、夏場に走るのは実に3年ぶり。季節的なものを考慮しても毛艶は光っており状態は良さそうだ。阪神芝は1週前が超高速馬場だっただけに、2200mの距離と時計勝負にどう対応するかがカギ。
今週のイチオシ

ヴィブロス

(牝5、栗東・友道厩舎)

ディープインパクト
ハルーワスウィート
母父Machiavellian
通算成績13戦4勝
重賞勝利 17年ドバイターフ(G1)
16年秋華賞(G1)
連対時平均馬体重416kg (最高:434kg) (最低:408kg)
前走時馬体重436kg
POINTバランスの良い骨格で、美しいシルエットを披露している。背中側が短い「長駆短背」の馬であり、鋭い末脚を発揮することができる造り。距離の2200mも十分にこなせる範囲内と言える。ここ2年はドバイターフを春の最大目標に調整されていたため、国内戦の立ち姿は「叩き台」の印象が強い時が多かったものの、今回は全身の血管が浮き上がっているように筋肉の張り、毛艶、ともに文句なしの状態。勝ち負け必至と見ている。

キセキ

(牡4、栗東・角居厩舎)

ルーラーシップ
ブリッツフィナーレ
母父ディープインパクト
通算成績10戦4勝
重賞勝利 17年菊花賞(G1)
連対時平均馬体重491kg (最高:498kg) (最低:486kg)
前走時馬体重496kg
POINT2歳時からバランスの良さが目立つ1頭。フットワークの大きな馬であるが、脚が長いことと同時に胴の長さもゆとりがあるほうで、やはり中長距離向きの体型と言えるだろう。もちろん2200mも守備範囲だが、馬体構造と走法を見る限り外回りが向いているイメージがあるので、内回りコースがカギになりそう。筋肉量は菊花賞時と大きく変わらない雰囲気。毛艶も良く、巻き返しの可能性も十分。

サトノクラウン

(牡6、美浦・堀厩舎)

Marju
ジョコンダ2
母父Rossini
通算成績18戦7勝
重賞勝利 17年宝塚記念(G1)
16~17年京都記念(G2)
16年香港ヴァーズ(G1)
15年報知杯弥生賞(G2)
14年東京スポーツ杯2歳S(G3)
連対時平均馬体重482kg (最高:498kg) (最低:468kg)
前走時馬体重496kg
POINTどっしりとした印象を与えるパワー型の馬体構造で、坂のある阪神コースは合う。サンデーサイレンスの血が一滴も入っていないことから一瞬の切れという点では若干分が悪いものの、一般に苦しい展開に強いとされる腹袋の大きな体型をしており、全馬の脚色が同じになるような消耗戦では無類の強さを発揮する。毛艶も光っており、背中には薄っすらと銭型も浮き上がっている。体調は良さそうなので、当日雨が降れば一気に有力候補になりうる。

サトノダイヤモンド

(牡5、栗東・池江寿厩舎)

ディープインパクト
マルペンサ
母父Orpen
通算成績14戦7勝
重賞勝利 17年阪神大賞典(G2)
16年有馬記念(G1)
16年菊花賞(G1)
16年神戸新聞杯(G2)
16年きさらぎ賞(G3)
連対時平均馬体重500kg (最高:506kg) (最低:498kg)
前走時馬体重508kg
POINT非常にバランスの良さが光る馬で、シルエットが美しい。フランス遠征後、全体的に筋肉量の物足りなさを感じた金鯱賞、良化を感じさせた大阪杯と比較して明らかに筋肉の張りが良化しており、4歳春の雰囲気が戻ってきた。ストライドの大きな馬で、体型的にも長距離が向いているだけに内回りコースが課題だが、距離が延びるのは大きなプラス材料。毛艶も良く、ムダ肉も感じさせない。復調気配を見せてくれている。

ステファノス

(牡7、栗東・藤原英厩舎)

ディープインパクト
ココシュニック
母父クロフネ
通算成績27戦4勝
重賞勝利 14年富士ステークス(G3)
連対時平均馬体重479kg (最高:488kg) (最低:470kg)
前走時馬体重486kg
POINTディープインパクト産駒の中でも筋肉量が多いタイプで、どちらかと言えばマイラー寄り。特に胸前の筋肉は盛り上がっていて、数を使っている7歳馬としては馬体が若々しい。前走の新潟大賞典はこの馬の実績からするとよもやの大敗だったが、元々叩いて良くなる馬であり、馬体の張りや毛艶は抜群に良く見せている。高速決着にも強く、人気は無くてもマークしておきたい1頭。

ストロングタイタン

(牡5、栗東・池江寿厩舎)

Regal Ransom
Titan Queen
母父Tiznow
通算成績16戦6勝
重賞勝利 18年鳴尾記念(G3)
連対時平均馬体重522kg (最高:530kg) (最低:516kg)
前走時馬体重520kg
POINT腹袋の大きな馬で、このような馬は内蔵面がしっかりしており、ペースが流れて我慢比べになるような展開に強いとされる。阪神は良馬場ならかなりの高速馬場が予想されるので、適性的には申し分ないと言えるだろう。2200mの距離は許容範囲。好位から競馬を進めることのできる自在性があるのも有利に働きそうだ。血統的な問題か冬場は若干野暮ったく見せる一方、夏場は毛艶がピカピカで典型的な夏馬タイプ。初G1とはいえ侮れない存在だ。

スマートレイアー

(牝8、栗東・大久龍厩舎)

ディープインパクト
スノースタイル
母父ホワイトマズル
通算成績31戦9勝
重賞勝利 17年京都大賞典(G2)
14,16年サンスポ杯阪神牝馬S(G2)
16年東京新聞杯(G3)
連対時平均馬体重466kg (最高:476kg) (最低:460kg)
前走時馬体重470kg
POINT飛節の角度も真っ直ぐでディープインパクト産駒らしい形。胴周りには一定のゆとりがあるとはいえ、前走の3200mは長かった印象。2200mは過去に好走歴があり問題なし。さすがに8歳馬で春3戦目ということもあり、大きな変わり身は見込みづらい。馬体は引き締まっているように状態自体は悪くなさそうなので、自在性を生かした競馬をしてどこまでやれるか。

ゼーヴィント

(牡5、美浦・木村厩舎)

ディープインパクト
シルキーラグーン
母父ブライアンズタイム
通算成績12戦4勝
重賞勝利 17年七夕賞(G3)
16年ラジオNIKKEI賞(G3)
連対時平均馬体重485kg (最高:492kg) (最低:480kg)
前走時馬体重496kg
POINTディープインパクト産駒らしい斜尻直飛、脚長の見栄えする体型で、高い素質を秘めている。ここ2戦は2500m戦を使われ結果には結びついてはいないものの、まだまだトモの肉付きを見てもボリュームアップしてくるだろうし、今後の中長距離路線を盛り上げる存在になっていく可能性も十分。毛艶も良く体調は整っており、初G1で相手関係的にも試金石の一戦となるが、巻き返しは大いにありそうだ。

タツゴウゲキ

(牡6、栗東・鮫島厩舎)

マーベラスサンデー
ニシノプルメリア
母父Singspiel
通算成績19戦5勝
重賞勝利 17年新潟記念(G3)
17年小倉記念(G3)
連対時平均馬体重484kg (最高:494kg) (最低:470kg)
前走時馬体重490kg
POINT胸前にはがっちりと、トモはパンとした筋肉が付いているようにメリハリのあるボディ。母父がサドラーズウェルズ系のSingspielで腹袋は立派。平坦のローカル重賞を勝っているように淡白な先行馬といった印象を受けがちだが、造りは底力を要するような厳しい展開でもこなせるモノ。馬体の張りは抜群で、一度使った上積みは確実にありそう。実力的にG1でどこまでやれるかが焦点になるが、高速馬場は得意。良馬場で好枠を引けば一発も期待できる仕上がり。

ダンビュライト

(牡4、栗東・音無厩舎)

ルーラーシップ
タンザナイト
母父サンデーサイレンス
通算成績13戦3勝
重賞勝利 18年アメリカジョッキーC(G2)
連対時平均馬体重470kg (最高:478kg) (最低:464kg)
前走時馬体重482kg
POINT一般にルーラーシップ産駒は骨太でパワータイプの馬が多い印象だが、この馬は全体的にシャープで素軽く、ムダ肉の少ないシルエット。差し・追込馬が多い父の産駒の中でも先行力があるのも頷ける。今回は香港帰り初戦だが、太め感も細く感じるところもない、ベストな状態と言える体つき。器用な競馬ができる馬なので、内回りコースもプラスに働きそう。上位争いに食い込める好仕上がりと言えるだろう。

ノーブルマーズ

(牡5、栗東・宮本厩舎)

ジャングルポケット
アイアンドユー
母父Silver Hawk
通算成績28戦5勝
連対時平均馬体重479kg (最高:496kg) (最低:456kg)
前走時馬体重490kg
POINTコロンとした腹袋は父ジャングルポケット譲りで、苦しい展開になった時に真価を発揮するのがこのタイプ。スピードよりもパワーに秀でている体つきをしており、中山や阪神を得意としているのも合点がいく。コンスタントに使われているが、馬体の張りは良いし、毛艶も光っている。体調面に関しては特に問題なさそうだ。どちらかと言えば時計の掛かる馬場・展開を得意とする馬なので、高速馬場への対応がカギか。

パフォーマプロミス

(牡6、栗東・藤原英厩舎)

ステイゴールド
アイルビーバウンド
母父タニノギムレット
通算成績13戦6勝
重賞勝利 18年日経新春杯(G2)
連対時平均馬体重449kg (最高:452kg) (最低:438kg)
前走時馬体重452kg
POINTステイゴールド産駒らしく牡馬にしては450キロ台と小柄な馬であるが、付くべきところに筋肉が付いていることもあって、見た目から小さなイメージは受けない。とはいえ筋肉量が素晴らしく多いタイプではないので、生粋のステイヤー体型なのかもしれない。中長距離路線で今後の活躍が期待できる1頭と言える。肋骨が薄っすらと浮いているようにムダ肉は全く付いておらず、1週前にしてキッチリ仕上がった状態。一角崩しの可能性も十分。

ミッキーロケット

(牡5、栗東・音無厩舎)

キングカメハメハ
マネーキャントバイミーラヴ
母父Pivotal
通算成績21戦4勝
重賞勝利 17年日経新春杯(G2)
連対時平均馬体重476kg (最高:482kg) (最低:468kg)
前走時馬体重480kg
POINTキングカメハメハ産駒らしいボリュームある、筋肉量豊富な立ち姿。胴の長さも中距離向きであるが、前走は決して向くと思えなかった3200m戦で4着と健闘。これまで一線級で戦いながらなかなか芽が出ないレースが続いているものの、5歳夏を迎えて更に上昇してきた印象を受ける。距離が2200mへ短くなるのはプラスだ。腹周りはパンとして一見太めに映るが、血管が浮いているようにこれは馬体の張りによるもの。状態が上向いているのは間違いないだろう。穴ならこの馬か。
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