2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
感染予防をしっかりと!!
2020/2/21(金)
高田潤です!!
本日、紙面やニュースなどのメディア発表もありましたが、我々騎手の競馬場でのサインや握手を自粛させていただくこととなりました。
苦渋の決断ではありますが、どうかご理解ください。
もう新型コロナウイルスの国内侵入を防ぐ段階は過ぎました。
もう誰が感染してもおかしくないそうです…
病院の先生から発表されたわかりやすい記事(著作権は無く転載可)がありましたので、一部抜粋して載せておきます!!
ご参考にしていただければと思います。
《新型コロナに感染したときの臨床像は、2つのパターンに分けられます。》
まず、風邪症状が1週間ぐらい続いて、そのまま軽快するというもの。この経過をとる人が大半です。新型コロナといっても、重めに発症するわけではありません。ほんとに風邪です。ただ、普通の風邪は2,3日で治りますが、新型コロナだと長引くのが特徴です。
次に、風邪症状が1週間ぐらい続いて、倦怠感と息苦しさが出てくるもの。体がむくんだり、下痢が重なる人もいるようです。高齢者や基礎疾患のある方において、この経過をとる人が多いのですが、健康な壮年層にも見られることがあります。一方、この経過を子どもがとることは極めて稀とされています。
感染してから発症するまでの潜伏期間は5日(1-11日)ぐらいで、入院を要するほどに重症化するのは、さらに10日(9.1-12.5日)経ったころだと見積もられています。感染力が強いのは、発症から3~4日目ぐらいだと考えられていますが、重症化すると感染力も維持されて院内感染を引き起こしやすくなっています。
なお、風邪症状に過ぎないのに新型コロナかどうかを確認するためだけに、救急外来を受診することは避けてください。そこには、体調を悪化させたハイリスク者がたくさん受診しているのです。彼らへ感染させないように協力してください。また、救急外来には新型コロナの重症患者もいるかもしれません。あなたが「ただの風邪」だったとしても、救急外来を受診することで新型コロナに感染して帰ってくることになるかもしれません。
このようなことが書かれておりました。
あと前回も書きましたが、マスクの使い方を間違えている人が非常に多く、これも病院の先生から聞いた話なんですが、まずマスクをつけた後は絶対にマスクに触れないようにして下さい。
そして外から帰った際は、家の外でマスクをはずし、小さなビニール袋などに入れしっかりとむすぶなり密閉してから捨てるようにして下さい。
マスクをつけたまま家に入ってしまうと、マスクの外側についたウイルスを室内に持ち込むことになるので、余計に逆効果になるそうです。
少し面倒臭いかもしれませんが、いまは時期が時期ですので、自分だけじゃなく家族や周りの人達の為にもしっかりと感染予防をして欲しいと思います。
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。