凱旋門賞挑戦!クリンチャーの馬体診断を特別公開!
2018/9/13(木)
クリンチャー
(牡4、栗東・宮本厩舎)
父 | ディープスカイ |
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母 | ザフェイツ |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 10戦3勝 |
重賞勝利 |
18年京都記念(G2) |
連対時 平均馬体重 | 480kg (最高:486kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | |
出国前ということもあり全体的に余裕を持たせた造りにはなっているが、元々腹袋の大きい馬。父ディープスカイ、母父ブライアンズタイムがともに立派な腹袋を有しており、血統が色濃く出た体型だ。 一般的に腹袋の大きな馬は内蔵面が発達していることから底力に優れ、タフな競馬で本領を発揮すると言われている。発達した胸前の筋肉と、正方形に近い形をしたトモ。日本の高速馬場では若干重たい印象を与えるが、向正面に10mの勾配があるパリロンシャン競馬場では、このパワー溢れる馬体構造が存分に活きてくるのではないだろうか。 蹄の形状にも注目。蹄底に厚みがあり、角度も地面に対して垂直に立っていることがわかる。立ち蹄は地面との接触面積が比較的小さいので、重馬場も滑ることなく、しっかりと地面を掴んだ走りが可能。凱旋門賞は過去10年のうち5回が稍重以上の馬場状態で行われており、日本の芝との単純な比較にはなってしまうものの、仮に水分が残る馬場状態になったとしても問題なくこなしてくれそうだ。 |