関係者の素顔に迫るインタビューを競馬ラボがオリジナルで独占掲載中!

橋本篤典調教助手

橋本篤典調教助手

-:ジャパンカップに出走を予定しているジャガーメイルについて、堀厩舎の橋本篤典助手に伺います。よろしくお願いします。

橋:よろしくお願いします。

-:まず、前走の天皇賞・秋を振り返っていただけますか?

橋:降着という形になって迷惑をかけてしまいました。自身はその後も伸びていましたけど、前が詰まる形で脚を使えませんでした。

-:レース後の状態はどのような感じでしたか?

橋:結果的に脚を使い切らなかったので、レース後のダメージも少なくて、上がって来てもケロッとしていました。降着になって迷惑をかけてしまいましたけれども、脚を使い切らずに消耗も少なかったのは不幸中の幸いだったかな、と思います。



-:この中間の過ごし方を教えてください。

橋:天皇賞翌週の週末から馬場に出していますので回復も早く、予定通り調整が進んでいます。1週前追い切り(11/18・木)ではライアン・ムーア騎手に乗ってもらって、感触を確かめてもらいました。「乗りやすい馬」と、良い感触を掴んでくれたようです。動きもまずまず良かったので、良い形で競馬に向かえると思います。

-:レース当該週の調整は、どのような形を考えていらっしゃいますか?

橋:レース間隔も詰まっていますので、来週は少しやれば十分仕上がると思います。

-:今回は東京の2400メートルと距離が延びますね。

橋:府中は得意なコースですし、2000よりも2400の方が、スタートしてからコーナーまで距離があるので、競馬もゆったり走れると思います。

-:これからレースまでの間で、特に気を付ける点がありましたら教えてください。

橋:硬くなりやすい馬なので、そこは注意していかないといけませんけど、担当者がマッサージやケアを一生懸命やってくれているので心配はしていません。

-:ここまでは順調に来ているということで。

橋:はい。良い形で来ています。

-:ジャパンカップでの巻き返しを期待しています。今日はありがとうございました。

橋:ありがとうございました。






【橋本 篤典】 Hashimoto Atsunori

ジャパンカップに出走するジャガーメイル、マイルCSに出走したキンシャサノキセキ、ジャパンカップダートに出走を予定しているアリゼオ、クォークスターをはじめとする数々のオープン馬を輩出している堀厩舎で調教助手として活躍し、厩舎の躍進を支える。