もう4月を迎えて2週目となるにも関わらず、季節外れの雪という、変な気候に驚かされた週となりましたね。東京や埼玉などでは、桜に雪が積もるといった不思議な光景も見られ、非常に貴重な日になりましたね。そして、そんな貴重な週には今年もまた、ミルコ・デムーロが我が家にやってきてくれました。

毎年訪れてくれるミルコですが、今年はJRA所属騎手として、我が家に来てくれたことを心から嬉しく、誇りに思いました。今回はミルコの希望により、とんかつパーティーとなり、ミルコ持参のワインも美味しく頂きましたよ。話は試験がどうだったかや、ドバイを振り返ったり、今の騎乗に対してなど意見を組みかわすことができました。非常に楽しい時間でしたよ。今回はバタバタとしてしまい皆様へのプレゼントをもらい損ねましたが、次回訪問時には持ってくると言ってくれていたので、是非、JRA騎手でG1ジョッキーとなったミルコからプレゼントを貰えるよう楽しみに待っていて下さいね。



そんな中、競馬界では日本競馬界の希望、キズナが出走した大阪杯が行われました。キズナの他にも多くのG1ホースが出走するだけに皆様の注目も集まったレースでしたが、あいにくの悪天候となり馬場も悪く、また芝の根の生え方も良くなかったことから少し荒れた中での戦いとなってしまいました。その荒れた馬場で見事勝利を掴んだのが、JRA所属騎手として2日目を迎えたルメール騎手騎乗のラキシスでした。

ラキシス

レースも言うことがない程ベストなコースを通り、キズナに並ばれてから伸びた、あの脚は驚異としか言いようがありませんでしたね。しかし、勝因にはルメール騎手の腕だけではなく、チーム角居の技があったように思います。まず、目が行ったのはパドック時に見せたラキシスの馬体の成長です。以前はカイ食いが細く、すぐに馬体重を減らしてしまう馬だったのですが、今回パドックで見せた姿は、まるで少女から女性へと変貌した姿でした。あの馬体と今回の馬場があったからこその勝利だったと私は思います。

そして、期待されながらも2着に敗れたキズナも万全の競馬だったと私は思いますね。ただ、やはり不安視されていた馬場の状態はキズナには合わなかったのかと思います。骨折前に比べ、少し、ゴール前で疲れてしまうようなところが見受けられました。以前なら長距離まで対応できていた心肺能力が衰えてしまったのかなと思いますね。衰えたとはいえ、まだまだ成長する余地はありますし、是非、ファンの皆様同様、キズナの完全復活を心待ちにしたいと思います。

とうとう今週からは皆様も楽しみにしているクラシック第1弾桜花賞が阪神競馬場で行われます。まずは、新たな怪物の伝説になるのかルージュバックに、器用さでは群を抜いているクイーンズリング、そしてキャットコインの無敗馬達に注目が集まるのではないでしょうか。その他にも、天気次第ではココロノアイからも目が離せませんし、何より私のお気に入りアンドリエッテと豪華なメンバーに思わず目移りしてしまうレースとなりますね。

その中で、私のイチ推しはミルコ騎乗のクイーンズリングになります。かつパーティーで喝も入ったでしょうし、勝って夢を叶えて欲しいですしね。そして、前走の馬体重が減った時点で馬への反動が気になっていましたが、それもなく、尚且つ馬体重もプラスで出せそうなのは非常に大きいですし、何よりこの豪華なメンバーの中で思った通りにレースを運ぶのも相当難しいと思います。その点変則なローテーションにも対応する器用さを持ったところは非常に有利に運ぶのではないでしょうか。

クイーンズリング

その次にキャットコインアンドリエッテと選びたいですね。力だけでは、やはり馬を見てもルージュバックが抜けているように見えますが、今回の桜花賞では今までのような競馬はさせてもらえないのでは?と思っています。力だけでなく、臨機応変な戦いができるかが今回の桜花賞の課題となると思っています。皆様は、桜の女王の座はどの馬を望みますか?その結果は日曜日阪神競馬場で確認してください!新たな伝説の証人になりましょう!!