皆様、こんにちは!世間は忘年会シーズンを向かえ、私にとっても例外ではなく、今年も例年通りの松田会が行われました。懐かしい顔を見て、いつも同じ話に華を咲かす。そんな、毎年行うこの行事が、本当に幸せだなと感じる今日この頃となりました。変わるのは、参加メンバーのシワの数だけですが「あの時、テキがこう言ったなぁー」、「あの時、幸春は骨折しているのに黙って乗り続けてたんだなぁ」とか、そんな話をして昔を思い出しています。そして、サッカー界ではチャンピオンシップが行われ、トリプルスリーにちなんだ名前を持つ、3フレッチェが見事優勝を決めましたね。第1戦でも劇的なロスタイムに逆転と見せつけ、今回も安定した戦いでの優勝は見事の一言ですね。ましてや、ここ数年でメンバーの高齢化や主力メンバーの相次ぐ移籍があっての結果ですから、本当にこの優勝は意味のある勝利となったと思います。

さて、サッカーはチャンピオンSでしたが、競馬界では中京競馬場でチャンピオンズCが行われました。ダート界の重鎮であるホッコータルマエやコパノリッキーに対し、新勢力のノンコノユメやサウンドトゥルーなどにも注目が集まりましたが、見事優勝したのは、こちらもキーワードに3を持つ、3ルコ騎乗の3ビスタが優勝し、ミルコはJRA所属初年度で3つ目のG1勝利を手にしました。

レースは、ほぼ出揃う形となったスタートの中、ミルコ騎乗のサンビスタが押していく素振りを見せ、それを見た他馬が一気に加速していき、ごちゃつきながら1コーナーを迎えました。ここがミルコマジックの1つ目のポイントだったと思います。そのため、加速した馬達がハナを主張した豊ちゃん騎乗のコパノリッキーに競りかける形となってしまいペースも少し早くなってしまいました。そして迎えた4コーナーでは前に行った馬達が総崩れする中、内でじっと我慢していたサンビスタが外へ持ち出すと、右ムチに答えるように牝馬独特のキレを見せつけ見事優勝しました。直線では少し早い!と思わず声が出てしまいましたが、あのタイミングでなければ外へ出せなかったことを考えれば、結果としてはベストなタイミングだったのだなと思います。ここがミルコマジックの2つ目です。

サンビスタ

12番人気で見事、初のJRAダートG1を制したミルコは満点以上の騎乗だったと思います。ノンコノユメもやはり力がありますね。ズブいところがあるので、鞍上のルメールも向正面より押していく形となりましたが、最内を突き抜けての2着は立派だったと思います。来年のフェブラリーSに向けては、本命候補となったレースでした。敗れたコパノリッキーに関しては、少しかわいそうなレースとなってしまいましたね。しかし、これが国際G1の怖さであり、楽しさでもあるんですけどね。ホッコータルマエに関しては少し体が太いように見えましたね。本来ならば、直線で抜け出した時からジワジワと伸びる、いつもの脚がなく、他馬と同じ脚色になってしまいましたからね。新勢力の圧勝で終わったチャンピオンCですが、次は重鎮の逆転も十分ありえます。ますます面白くなってきたダート戦線からは目が離せません!!

今週は日本から香港へと舞台を代え、国際G1が行われます。日本からは10頭の馬が参戦を表明し、無事に香港へと到着のニュースも流れました。この10頭の中でも、私が勝ち負けだなと感じているのはスプリント戦に参戦するストレイトガールとマイル戦に参戦するモーリス、そしてマイルの穴としてダノンプラチナに注目しています。どの馬にもチャンスはあると感じていますけどね。来年からは当レースも馬券購入できるだけに、今年から皆様には注目していてもらいたいと思います。

同日に日本では2歳牝馬初めてのG1、阪神ジュベナイルFが行われます。まず、注目を集めるのはメジャーエンブレムになるのではないでしょうか。出走馬3頭に跨り、ルメールが選んだというだけでも人気をしそうですが、前走あの展開で2着に残した力は本物だと感じています。鞍上も長らくG1制覇から遠ざかっているため、ここで決めたいと力が入っているとも思いますからね。

メジャーエンブレム

2番手は初の中央G1制覇にチャンスが回ってきた三浦皇成君のアットザシーサイドでしょうか。前走は前々走より、大幅に体が減ってしまった中での勝利でしたが素質は十分ですし、体が戻れば期待といったところになりますね。体が戻っていればと言えばアドマイヤリードも不気味ですね。小さい体ながら終いの脚は脅威の才能だけに、菱田君が気負いすぎることなく、馬を信じて走らせることができれば、こちらもチャンス十分だと思います。その他にも前走でのキレ味は本物でしょうデンコウアンジュにも注目したいと思います。来年のクラシックを担う大事な一戦!少しボーナス減ったなと感じる人は是非、ここらで取り戻しましょう!!