皆様、こんにちは!神戸市や明石市ではワクチンが追い付かず、予約できていた方達も一旦キャンセルにするというニュースが流れました。私の時もそうでしたが、予約できたという安堵から接種日までは安心できました。接種したらしたで薬は大丈夫かな?と不安に思うこともありますが、何よりも無事に予約できた時の安堵感というのは、今のこの時期には小さな支えになった気がします。それが突如、いつ受けられるか分からないとなれば気持ちの落差からも反感がでるのは仕方のないことかもしれません。

さらにワクチンを無駄にしてしまった神戸市に対しては、無駄にしていなければ…と思う人も多いと思います。予約できていた方の次回、優先予約をどうするのかなど、国として市として腕の見せどころになるでしょう。競馬でも人気している馬ほど期待が高まっていれば負けた時の反動は大きいですからね。それは支持している人数ですが、気持ちの面では今回のことと同じです。

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それでは切り替えて競馬の話をしましょう!先週の小倉競馬では、びっくりタイムが連発となりました。特にメインで行われたCBC賞は驚きのタイム。レースを制したのは地元の鮫島克君とファストフォースのコンビでした。ファストフォースといえばトラブルがありデビューが遅れ、2年前の3歳未勝利でデビューしました。そのレースを制したのは、人気が凄いメロディーレーンだったのですが、デビュー前から西村調教師は非常に期待していたと聞いたことがありました。

しかし、JRAの勝利には間に合わず、門別へと移籍しました。そこから勝ち星を重ねスプリント路線で活路を見出すと、JRAに再転入。連勝で一気に3勝クラスまで上がると、今回は重賞初挑戦でいきなり結果を出すレースとなりました。今回の走りは馬場や開幕週などの助けもありますが、能力がないと出せないタイムで走ったのは諦めずに挑戦してきた陣営と門別での小回り練習や調教等の経験が結びついたのだと思いす。

鞍上の鮫島駿騎手にとっても地元での重賞制覇は思うところがあったと思います。「ここが僕の馬乗りのルーツ」と語ったのは全競馬場の中でも思い入れの大きさを窺えた気がします。同日には鮫島君の父も佐賀競馬での重賞制覇となり、本当に素晴らしい1日になったと思います。まさにシャークデイでした。2着にはピクシーナイトが入りましたが、こちらはスプリントがやはり合ってそうですね。本来ならば福永君の完璧エスコートで勝利!となったと思いますが、このタイムでは仕方ありませんでした。しかし、次に繋がる競馬という意味で一番結果が出たのはこの馬だったのではないでしょうか。

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そんな先週にはまたまた注目の新馬がデビューしましたね。ラウンドワンの杉野さんの所有馬フィデルが貫禄のデビュー勝ちを収めました。その勝負服が、あれ?黄色から黒赤に変わっているとこのレースで気付いた私です。そんな注目を集めたフィデルですが、川田君もよく教えながら勝ち切ったなというレースでしたね。見た目は凄まじいものがありつつも、まだ中身は伴っていないのかな?という印象でしたが、実が入れば更に期待したい一頭になったと思います。馬にとっても人にとってもROUND1を見事な結果で迎えたレースになったと思います。

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今週は福島で七夕賞が、そして小倉ではプロキオンSが行われます。七夕賞は福島マイスターに注目が集まっていますね。連覇を狙いたいクレッシェンドラヴが出走してきます。そういえば去年はラブラヴ馬券で盛り上がったのを思い出しました。今年も何か七夕にちなんだサイン馬券になるのかワクワクします。1番人気はクレッシェンドラヴでしょうが、次いで注目を集めるのがトーラスジェミニではないでしょうか。こちらも星座のおうし座とふたご座という名前からも星の七夕を演出してくれるか楽しみです。その他ではショウナンバルディがいますし、忘れた頃のアバルラータも期待しています。一体どんな週になるのか、お楽しみに!