皆さんこんにちは。ライター大和屋です。

春ですね。春といえば出産の季節。僕の所有する繁殖牝馬たちも出産ラッシュ。三頭すべて無事に出産を終えました。まずはノーザンファームさんにお世話になっているイイナヅケ、いつもと同じく父はジャスタウェイ。今年の産駒は牝馬となりました。2月27日生まれ。バランスの良い馬体とのことですので今から期待が膨らみますね。ちなみに今年もジャスタウェイを種付けしました。順番でいくと来年は男の子でしょうかね。

そして辻牧場さんでお世話になっている二頭。こちらの二頭は写真を送っていただきましたので掲載します。最初の感想は辻牧場の二頭はどちらも派手な顔をして生まれてきてくれたなあという感じです。

大和屋

最初はこちら、父タリスマニック、母マダムジェニファーの男の子。写真が送られてきたのが4月17日ですので17か16日生まれということになるかと思われます。母父ヘニーヒューズということで、父のところが変わっています。去年は父がジャスタウェイだったのですが、今年はタリスマニックとあいなりました。

父タリスマニックはブリーダーズカップターフをレコード勝ちしたお馬さんです。ハイランドリールなんかと一緒に走っていたみたいで、距離はどちらかというと長めの2400、クラシックディスタンスで良績を残しています。香港ヴァースでハイランドリールの二着なんてこともあったみたいです。バリバリの芝馬で、父はメダリアドーロ。どちらかというとダートに適性がありそうなジェニファーにつけるとどんな子が生まれてくるかというと……

大和屋

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こんな感じで生まれてきました。なんというか、お暇な方はダーレージャパンのHPへ行って確認して欲しいのですが、お父さんと顔がというか流星がそっくりです。顔が真っ白なので牧場やきゅう舎で会っても見間違わないだろうと思っていたのですが、その四日後にオツウ出産の連絡を頂きました。その写真がこちら……

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父ハービンジャー母オツウの男の子です。去年に引き続きハービンジャーをつけましたが、去年に引き続きこちらもよい感じで生まれてきてくれたとのこと。見ての通りこちらもすごく派手な顔をしています(笑)。ハービンジャーの顔を確認しましたがこんなに派手ではありませんでした。

これは母方の流星の影響でしょうかね。こちらもよいバランスの馬体で生まれてきてくれました。なんとも楽しみでございます。無事競馬場へたどり着いてくれることをまずは期待したいですね。というわけで今年生まれの我が愛馬たちは派手派手な顔をしたBOYS二騎と女子一頭がスタンバイということになりました。

そして我が現役愛馬情報です。今週マジカルステージが出走予定です。前走は残念な結果ではありましたが実力があることは最後の脚を見ればわかってもらえたかと思います。出遅れないでもうちょい前で競馬ができていればなぁとか思ったのは恐らく僕だけではないはずです。

というわけでマジカルさん。東京のスイートピーS、阪神の500万特別にダブル登録していますが500万のほうへ向かうかと思われます。相手関係やなんかも加味してもしかしたら出走確定した時には別な方向に向かっているかもしれませんが、おそらく武豊騎手で矢車賞に行くかと思われます。2200mという距離ですし、スイートピーSとダブル登録している馬も多いようですので出走頭数も少ないかと思われます。

須貝先生としてはここを勝てばオークス出走の目があると計算しているようで、使い詰めでもここを使うのはそういうこともあってのことでしょう。勝ち上がったのと同じ阪神コースということもあり、口調から推測するにここは勝ち負けと思っているはずです。

個人的には先のことなど考えないで京都新聞杯に全力で向かってほしい(今年のメンバーは知りませんが手薄なG2というイメージが僕にはあります。牡馬牝馬の差が最近はあまりないのと二着までに入れば賞金加算、そしてローテーション的には前走から中3週と馬にとっては良いのかなあ)とか思っていたりもしたりしますが、常識的に考えれば須貝先生の考えていることのほうが正しいのかなとも思いましたので、お任せすることにしました。

仮に勝ったとして本番に行くかどうかは馬次第というところではありますが、カリボールの件もありますので放牧に出してもらいたいような気もかなりしています。ぶっちゃけ二走前からお腹のラインが細いような気がしているのは僕だけではないはずです。休養して夏ぐらいに戻ってきて古馬と一緒に走る2勝クラスを軽い斤量でさくっと勝ちあがって紫苑ステークスを勝って晴れてOP入り、なんてことを妄想している僕がいたりいなかったりします。

今年の牝馬クラシックにはすごく強くてすごく白い子がいますので秋の最大目標は紫苑ステークスかなあとか思っていたりする今日この頃(2勝していればおそらく出られる重賞)。とまあいろいろと妄想はしておりますが、すでに骨折を経験している馬、無事が何より重要ですので大事に使っていってほしいですね。

そしてもう一頭の愛馬、カリボール。骨折休養からようやく戻ってきてくれました。5月の新潟の1800m、弥彦ステークスで復帰戦を迎える予定です。二年間まったく良いところのない彼ですので、次こそは復活のきっかけとなってくれるような走りを期待しています。頼むから頑張ってくれい!OP入りしているジャスタウェイ産駒が増えてきています。是非彼にも仲間入りしてくれることを祈り、かつ妄想しております。

そんなこんなで週末にはマジカルステージがあの武豊騎手を背に走ります(多分)。豊騎手負傷からの復帰の週でもありますので注目を集めそうですね。スーパークリークの主戦騎手の武豊騎手、僕の理想とするスーパークリークのような好位差しの競馬をしていただければ結果はついてくるはずです。根性のある子ですので早目に先頭に立ってくれれば根性でしのいでくれるはず。豊さん、うちの仔をよろしくお願いいたします!

とまあいろいろと書きましたがあくまで僕の妄想です。所有馬も毎年増えてきて飼葉代も大変なことになってきていますのでカリボール、マジカルは勿論、今年デビューを予定しているジャスコ、キンカメ×オツウの男の子にも頑張ってほしいと思っています。頼むぞ皆。

競馬の話はこのくらいにして、次は最近気になった本の話をさせていただきます。その名も『学研の図鑑スーパー戦隊』です。

大和屋

僕らのような年齢の人間たちは知っているあの学研の図鑑。幼少のころはお世話になりました。皆知ってるあの学研の図鑑が戦隊とコラボしたのです。色のついた〇が郷愁をそそりますし、その内容はまさに図鑑です。いままで放送されてきたすべての戦隊のデータを網羅しかゆいところに手が届きまくりなその内容。怪人や出演者の言及はほとんどなく戦隊の組織や武装、ロボなどのデータを図鑑として網羅しています。

その充実した内容を実現するのは企画者104の松井さんの存在なくてはあり得なかったと言っていいでしょう。松井さんは今は亡き葛西さんとともに戦隊の設定のすべてを担う存在で、プロデューサー、監督、僕らライターなどの本読みの現場では設定のすべてを把握し怪人の斡旋や玩具のスケジュールなどを管理しつつ、僕らが怪人に武器を持たせたいとかのリクエストがあればデザイナーさんや造形の方々への橋渡しをしてくれます。

ちなみにシャケブレードは一本三万円したそうです。そんな設定の要である松井さんが監修している図鑑ですので読み応えがないはずがありません。戦隊好きな皆さまには一家に一冊お子さんがたにはマストバイアイテムとなってますので是非お買い求めくださいませ。評判がよく重版がかかったとの記事も拝見しました。こういう企画が認められる世の中がもっともっと幅を利かせてくれると嬉しいですね。

とまあそういうわけで自分はルパパト以来戦隊の執筆はありませんが松坂桃李や横浜流星のデビュー作の脚本を書いていたという事実を胸に生きていこうと思います。では皆さま、週末マジカルステージの応援よろしくお願いいたします!