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騎手コラム

先週のラジオNIKKEI賞は個人的には的中できたものの、コラムでは評価を下げると名前を挙げてしまったメイショウテッコンが勝利。隊列的にも、ペース的にもあの馬向きの流れだったとはいえ、あんなにアッサリやられるとは…。今年の2歳がラストクロップとなるマンハッタンカフェの産駒ですが、この父らしいスタミナとトビの大きさ。ゆくゆくは長距離路線で活躍してくれるのではないでしょうか。

さて、今週は七夕賞(G3)が特集レース。近5年の前後半ペースをみると、(詳細は割愛しますが)年によってバラつきがみられます。昨年はマルターズアポジーという絶対的な逃げ馬が突かれ、一昨年は逃げないと味のない馬がおり、それぞれ前掛かりになる理由があったもの。

今年は?というと、マイネルミラノ、マイネルフロストらが引っ張る流れになるでしょうが、同グループ同士で競りかけあうとは考えがたい。また、人気どころの先行馬も少なく、人気馬の中には大トビでじっくり構えたいタイプも多い。となると、2013~2015年のように前後半5F差が2秒以内、スロー~ミドルのペースで立ち回りとしぶとい脚が求められるのではないでしょうか。

③マイネルフロストから入ります。昨年は逃げ馬が早々と脱落して早めに先頭に立たされる展開。そう考えれば、よく2着に踏ん張ったと思います。長期休養明け、重馬場だった前走は参考外。トビが綺麗なだけにあまり馬場が悪化するとどうかと思いましたが、土曜の馬場と日曜の天気ならば、キレ味を求められると苦しいこの馬にとっては、丁度いい馬場状態になりそう。

もちろんインの好位で立ち回れそうな脚質も強み。マクってくる馬がいても、昨年の展開を粘れたのなら大丈夫でしょう。前走より追い切りの気配が上向ていない点は気がかりでしたが、このオッズで買える妙味があると思います。走らなければデキが悪いということでしょう。

相手筆頭は⑥サーブルオール。折り合いが難しいタイプで、テン乗りのジョッキーがどうコンタクトするのか、仕掛けどころも難しい印象。しかし、伸縮の大きなフォームではなく、いかにもワンペースの脚が求められるコーナー4つの競馬が持ち味のはず。古い話ですが、この馬のおじノットアローンは2008年のラジオNIKKEI賞で2着。良馬場発表も雨まじりのレースで、今回とダブるところも。小回り適性が高い母系かもしれません。

穴といえるほどのオッズではないですが、ステイゴールド産駒2騎にも期待。⑦ワンブレスアウェイはゲートの不安こそつきまといますが、前走のマーメイドステークスでも狭くなるポジションがありながら、狭いインを割って出て2着。復調気配は感じられました。もともと小回りがベストで、(理想は1800とみてますが)上手く立ち回れれば。⑪マイネルミラノも年齢による衰えが囁かれるところですが、逃げ・先行馬にとって重い斤量はこたえるもの。中間の追い切りVTRを観る分には活気を感じました。3年連続で出走していた函館記念ではなく、主戦の丹内祐次騎手ではなく、このレース、この騎手を配置してきたことに意図があるとみています。

未知の魅力があるのは⑤マイネルサージュ。前走がとにかく鮮やか。ただ、春の福島芝は力を要する、差し向きの馬場。いまとは違う環境下でもあり、じっくり構えたいこの馬にとっては今回は試金石ではないでしょうか。

頭があっても驚けませんが、印的にはこの順番に。人気を集めている大トビタイプの人気2頭は思い切って消しに。しかし、今年の平地重賞で(0-0-2-18)と苦戦しているマイネル軍団。この夏は大手の意地をみたいものです。

七夕賞の予想印◎○▲はコチラ⇒

もう一つの重賞レースにも取り上げます。中京メインのプロキオンステークス(G3)ですね。炎天下で行われた先週の中京ダートは前残りの競馬が続いていましたが、不良馬場スタートだった土曜は上がり最速馬がほぼ馬券になっていました。つまり、差しが届く馬場でした。今回は先行馬が揃い、締まった展開になりそう。ならば、⑩ダノングッドの末脚に懸けます。脚質転換を図ったのか?2走前の末脚は別次元のもの。前走はあまりに前が残るペースに泣かされましたが、今回は展開もマッチしそうです。

ただし、差し馬ばかりだけで決着するとは思いません。先行勢なら58kgを背負った前走が強かった③ウインムートにも注目。一方、前走勝利後、関係者もモマれる競馬を懸念していた①番や久々の距離が不安の⑬番は嫌いたいところです。穴なら⑤ルグランフリソン。もともと芝で走っていたように芝スタートは問題ないでしょう。モマれたくないだけにもう少し枠が外なら理想でしたが、脚抜きのいい馬場は芝のスピードも持ち合わせているこの馬にとって追い風になりそうです。

プロキオンSの予想印◎○▲はコチラ⇒

まだ続きます(笑)。今週から変わったコーナータイトル。「コンフィデンス」は英語で自信とかいう意味です。ネーミングは一概に自信のコラム、というワケじゃあないのですが(笑)、さすがにこれだけじゃあ物足りないので、他のレースも。中京10Rの有松特別です。

中京の芝は先週も今週も差しが効きます。そこで狙いたいのは④コスモヨハネの追い込み。昨秋の中山で後方待機策に転じたレースで豪快な末脚を披露。

折り合いに敏感なタイプで、流れに乗せようとすると脚を使ってしまう。そして、ある程度上がりが掛かる展開や馬場がいい。そう、差しが効いて、荒れたいまの馬場はプラスです。①インディチャンプあたりが手強いだけに、2、3着のイメージで狙ってみたい一頭です。

コラム

先週は中京競馬場へ 場内も盛り上がっていました

今週はなにかと大きな話題の多い一週間。特に西日本の大雨は心が痛みました。被害にあった方に、読んでいただいている方はいらっしゃらないと思いますが・・・心よりお見舞い申し上げます。

さて、夏といえば、夏競馬、野球(神宮球場のナイター)、ビール、里帰りなどなど行事が予定が増える時季。人によっては音楽フェスを心待ちにしている方も多いはず。僕もその一人で16日(月)には、静岡で行われる『ap bank fes』に行ってきます。あの殺人的な暑さとの戦い…ではなく、何よりもMr.Childrenとしては異例、いわば自由席の環境でライブがみられるレアな機会。これで何度目かの参加ですが、毎回それが楽しみなんですよね。会場で見つけたら声を掛けてください(笑)。

そして、今週はGorillazの新作を購入(何のこっちゃという方にはスミマセンね)。従来の作品とはまた違った味わいのある作品で、先日の来日公演にいかれた方がうらやましい。

真面目な話の余談ですと、来週は函館にいってきます。当たり前ながら一年ぶり。その成果はサイトなりに反映させていきますので、『夏競馬は難しい、わからんわ~』という方もぜひ懲りずにサイトへ訪れて欲しいです。それでは、皆様、よい夏を過ごしましょう!また来週お願いします。

コラム

夏の昼下がりに心地いい感じの作品です