【秋華賞】アヴェンチュラが牝馬三冠最後の一戦を制す

トピックス

11年10月16日(日)、5回京都4日目11Rで第16回秋華賞(GⅠ)(芝2000m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の2番人気・アヴェンチュラが優勝。勝ちタイムは1.58.2(稍)。

レースはメモリアルイヤーが注文通りにハナを切り、前半600m通過34秒6、1000m通過58秒3のハイペース。アヴェンチュラはその速い流れを3番手で追走。直線の入り口では早くも先頭に立つ積極的な競馬で追いすがる7番人気・キョウワジャンヌ(牝3、栗東・飯田明厩舎)の追撃を振り切った。

1馬身1/4差の2着にキョウワジャンヌ、1番人気・ホエールキャプチャ(牝3、美浦・田中清厩舎)は直線でジリジリとしか伸びずに3着まで。桜花賞馬マルセリーナは7着、オークス馬エリンコートは10着に敗れている。

勝ったアヴェンチュラは昨年末の阪神JF4着後に骨折が判明。春のクラシックシーズンを棒に振ったが、夏の北海道で復帰戦を迎えると古馬相手に2連勝で重賞制覇。同世代の牝馬同士では力が違うと言わんばかりのレース振りで、牝馬三冠戦、最後のタイトルをその手中に収めた。馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冒険(伊)。父名より連想」。キャロットクラブでの募集総額は5000万円。

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

アヴェンチュラ
(牝3、栗東・角居厩舎)
父:ジャングルポケット
母:アドマイヤサンデー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:6戦4勝
その他の重賞勝利:
11年クイーンステークス(G3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。