インバルコが連覇…ブラジルC

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11年10月23日(日)、4回東京7日目11Rでブラジルカップ(ダ2100m)が行なわれ、N.ピンナ騎手騎乗の3番人気・インバルコが優勝。勝ちタイムは2.10.1(重)。

2着には1/2馬身差で1番人気・フリソ(牡5、美浦・小島茂厩舎)、3着には7番人気・タマモクリエイト(牡6、栗東・小原厩舎)が続いて入線。2番人気に推されたタカオノボル(牡3、栗東・矢作厩舎)は4着まで。

勝ったインバルコは昨年に続いての連覇で、これがオープン特別3勝目。今後はまだ手が届いていない重賞制覇に期待がかかる。馬主は藤田 孟司氏、生産者はTakeshi Fujita。馬名の意味由来は「搭乗(伊)」。

1着 インバルコ(N・ピンナ騎手)
「来日するきっかけをつくってくれたのがインバルコ。リスポリ騎手がこの馬にぴったりの追えるジョッキーがいると紹介してくれたんだ。リスポリ騎手も応援してくれていたと思うよ。レースは初めて乗ったが、話を聞いたり、DVDを見たりした印象どおりにスブい。でも、思ったよりもスタートは出たし、いい位置で運べたね。あとはどこでスイッチを入れるか。ステッキで叩き、押せば押すほど目覚めてくれる。この馬の能力を証明できて良かった」

2着 フリソ(三浦騎手)
「インバルコの強さはわかっていたので、早めにリードを広げておきたかった。思い通りに進められたが、やはり相手は強い。でも、この馬も良くなっているし、もっと上を目指せる器だよ」

3着 タマモクリエイト(大庭騎手)
「他馬が外から動くのを見て、いいタイミングで仕掛けられました。能力は高いし、持ち味の渋太さは引き出せたと思います」

4着 タカオノボル(吉田豊騎手)
「スタートで躓き、押して位置を取りにいくかたちに。折り合いは付いたけど、最後にもうひと伸びできなかった」

5着 ピースキーパー(田中勝騎手)
「腰が甘いので、前半に急がせると良くない。直線でエンジンがかかり、一瞬、やれると思ったけどね。最後は気を抜いてしまったよ」

7着 ヒラボクワイルド(松岡騎手)
「能力は高いし、性格的にも成長。脚をためる競馬を教えているところなんだ。マイルならもっと切れると思うよ」

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インバルコ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父:Fusaichi Pegasus
母:Personal Delight
母父:Personal Flag
通算成績:24戦8勝

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