サンカルロ&オーロマイスターの大久保厩舎勢が追い切り

トピックス

26日、土曜京都11レース・スワンステークス(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、スプリンターズステークス7着のサンカルロ(牡5、美浦・大久保洋厩舎)は、吉田豊騎手を背に坂路コースで追われ、(2本目)4F57.7-37.0-24.1-12.1をマークした。

追い切りに関して、鈴木助手
「先週速いところをやっているので、今週は余力残しで追走しました。前走時に少しフワッとしていたので、そこに気をつけながら、気を抜かないようにしっかりと調整してきました」とコメント。

「前走はスタートで少し出遅れたことで、レースが上手く出来なかったところもあったと思います。いつもほどの切れではありませんでしたが、外々を回ってジワジワ伸びて7着まで来たのは良かったと思います。レース後の疲れは蓄積されることなく中間も順調に来ていますし、休み明けを2回使って気も入ってきました。
今回は京都の1400ですが、右回りも距離もこの馬にピッタリだと思います。この馬の終いを生かせる、速い流れになってくれるのが理想ですね。前走はこの馬らしさを出していないので、今回はこの馬らしい走りで勝って欲しいです」と、条件替わりでの巻き返しを狙う。

また、11/3(祝・木)大井競馬場で行われるJBCスプリント(Jpn1)に出走を予定している同厩舎のオーロマイスター(牡6・美浦・大久保洋厩舎)も調教を行い、坂路コースで追われ、4F54.6-37.2-24.0-12.2をマークした。

管理する大久保洋吉調教師
「あまり稽古はよく見せるタイプではありませんが、内容は問題ありません。前走後に疲れが出たので様子を見ながら調整しています。初めてのスプリント戦で半信半疑な面はありますが、やってみないと分かりませんし、良い方向に出てくれればと思います」と見通しを語った。