【天皇賞(秋)】ダークシャドウ&ジャガーメイル追い切りレポ

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27日、日曜東京11レース・天皇賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、毎日王冠1着のダークシャドウ(牡4、美浦・堀厩舎)は、ベリー騎手を背にウッドコースで追われ、4F54.4-39.1-12.7をマークした。

追い切りに関して、橋本助手
「先週金曜と今日、時計を出しましたが、時計自体はG1を使う馬としては物足りないと思われるかもしれませんが、パートナーを置いて抜け出すという指示通りの内容で、時計を含めて良い追い切りが出来たと思います」とコメント。

「前走は、スタートに関してゲートの駐立が悪かったわけではなく、ジョッキーが無理せずに出したので、後ろからの競馬になりました。思っていたよりも後ろからになりましたが、前が開いてからの伸びも良く、強い内容だったと思います。
あまり調教をやり過ぎても良くないタイプなので、ある程度の、この馬の仕上げでしたけど、それで結果を出せて良かったです。疲れが溜まりやすい馬なので心配していましたが、レース後も目に見える疲れはありませんし、中間も元気一杯に調整を進めることが出来ました。
エプソムカップも毎日王冠も違う形の競馬で勝っていて自在性はあるので、今回は、ある程度ゲートを出て、流れに乗ることが重要だと思います。ジョッキーも以前に乗って勝っていますので不安はありません。デビュー前からオーナーの期待も大きい馬ですけど、やっと軌道に乗ってきました。G1で相手は強くなりますが、互角に渡り合えるように送り出したいと思います」と意気込みを語った。


また、前走、京都大賞典4着のジャガーメイル(牡7、美浦・堀厩舎)も追い切りを行い、助手を背にポリトラックコースで追われ、4F52.8-37.6-11.7をマークした。

追い切りに関して、橋本助手は
「中2週のローテーションで、先週ある程度の時計を出しているので、今日は息を整える程度の内容でしたが、調整は上手くいったと思います」とコメント。

「前走は間隔が開いていて、調整過程も先を睨んでのものでした。ラスト50で止まってしまったのはその分だったと思います。ただ、結果は4着でしたけど休み明けとしては内容は良かったと思います。レースを使って上積みもありますし、東京コースは相性が良いので楽しみです。
昨年の天皇賞は残念な結果でしたけど、脚は良かったですし、この馬にとっては距離が短いかと思われるかもしれませんが、2000も守備範囲です。追い込み一辺倒というイメージもあるかもしれませんが、ブリンカーの効果もあって、最近はある程度の位置で競馬が出来るようになりましたし、終いに長く良い脚を使えるので、長い直線でそれが生きると思います。強い馬が出てきますが、この馬もそういうメンバーと戦ってきていますので、今回も良いレースを期待しています」と手応えを語った。