【ジャパンカップ】トーセンジョーダン「有馬記念も期待してほしい」

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2着 トーセンジョーダン(C・ウィリアムズ騎手)
「天皇賞・秋のレース映像をハードディスクが擦り切れるくらい見た。きょうはN・ビンナ騎手も来日していたので、この馬について15分くらい議論を交わしたよ。あの勝利は決してフロックではないと確信したし、自信を持っていた。ミッションアプルーヴドが楽にハナへ行き、これは超スローになると見て2番手に押し上げたんだ。ウインバリアシオンにまくられ、ちょっと怯んだけど、手応えは十分あったよ。直線は声を出して懸命に追った。きょうのブエナビスタは強かったけど、実力を証明できたんじゃないかな。もっと人気になっていい馬だよ。有馬記念も期待してほしい」

3着 ジャガーメイル(四位騎手)
「天皇賞・秋は距離不足。2400mなら違うよ。堀調教師からも状態はさらに上がっていると聞いていたしね。追走が楽になり、ロスなく直線に向き、いったん離されながらも本来のいい脚を使ってくれた。あと少しまで迫っただけに悔しいが、よくがんばってくれた」

4着 トレイルブレイザー(武豊騎手)
「枠順を生かし、スムーズな競馬ができた。先着した3頭は強いし、凱旋門賞馬に先着。よくがんばっているよ」

8着 エイシンフラッシュ(池添騎手)
「スローな流れでも道中はリラックスでき、理想的な競馬。すっと外へ出したときは、『またもらった』と思ったのに。一瞬の切れは見せたが、最後まで伸び切れなかったね。求められるのは末脚の持続力になる」

9着 ローズキングダム(I・メンディザバル 騎手)
「天皇賞・秋はハイペースが堪えたものと見ていた。今度は変わると思っていたのにね。この馬向きのペースだと思ったし、ポジションも良かったが、直線は伸びなかったよ。去年のローズキングダムではなかったようだ」

10着 オウケンブルースリ(蛯名騎手)
「かかってしまったし、前に入られて位置取りを悪くした。乗りにくかったよ。この馬も脚を伸ばしているが、このペースでは前も止らない」

11着 トゥザグローリー(福永騎手)
「壁をつくれず、リラックスさせることができなかった。最後に響いたね。状態が上がり、チャンスがあると思っていただけに残念」