中山大障害へ~ディアマジェスティ&高田潤が圧勝…イルミネーションJS

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11年12月3日(土)、5回中山1日目8RでイルミネーションJS(障3570m)が行なわれ、高田 潤騎手騎乗の3番人気・ディアマジェスティが優勝。勝ちタイムは4:10.0(不)。

2着には9馬身差で1番人気・マジェスティバイオ(牡4、美浦・田中剛厩舎)、3着には4番人気・サトノバロン(セ5、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

なお、重賞2勝のマジェスティバイオは追い上げるも2着まで、中山グランドジャンプの勝ち馬・マイネルネオスは見せ場なく5着に終わっている。

勝ったディアマジェスティは今春に障害入りすると、障害デビューから3連勝。ここ2戦は勝ちあぐねていたが、パートナーの高田潤騎手の高い評価を裏付けるかのように、重賞ウィナーを蹴散らした。 馬主は寺田 千代乃氏、生産者は新ひだかの橋本牧場。馬名の意味由来は「冠名+王道を走り抜けるかのごとく」。

1着 ディアマジェスティ(高田騎手)
「ようやくこの馬の力を出せました。元々力があるのは分かっていたし、このぐらい走って当然の馬です。先生が「休み明けより、使いながら走って来る馬。間隔を詰めた方が走る」と話していたので、相談した結果、ここを使うことにしました。初めての中山でいろいろ手探りの面もありましたが、前日にスクーリングをしているし、問題ありませんでした。レースではバンケットでトモを落としたりしましたが、1回使って解消すると思います。ここを楽勝しないと、大障害に行かない予定だったので、何とか目標の舞台に行けることになって良かったです」

2着 マジェスティバイオ(山本騎手)
「馬の出来は良かったです。道悪もこなしてくれました。1回目のバンケットはビックリしていましたけど、2回目は問題ありませんでした。スタートが良く、引っ張りながらの競馬になってイメージと違いましたが、終いを伸ばす新しい面も出ましたし、次に向けて、期待の持てる内容でした」

3着 サトノバロン(横山義騎手)
「折り合いもつくようになりましたし、落ち着きが出てきています。今日も相手は強いですけど、オープンでも堅実ですし、力をつけています」

6着 マイネルネオス(柴田大騎手)
「休み明けに加えてこの斤量ですからね。今日は下も悪くて、飛びにバラつきがありました。久々を使って、次は変わると思います」

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ディアマジェスティ
(牡5、栗東・昆厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:レーブドグランパ
母父:Machiavellian
通算成績:28戦8勝

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