【ステイヤーズS】天皇賞馬・マイネルキッツが久々V

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11年12月3日(土)、5回中山1日目11Rで第45回 ステイヤーズS(GⅡ)(芝3600m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の4番人気・マイネルキッツが優勝。勝ちタイムは3:50.8(不)。

2着には1.1/4馬身差で6番人気・イグアス(牡3、栗東・角居厩舎)、3着には12番人気・トウカイトリック(牡9、栗東・野中厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたビートブラックは見せ場なく11着に敗れた。

勝ったマイネルキッツは一昨年の天皇賞(春)の勝ち馬。昨年も日経賞を制し天皇賞でも2着に入っていたが、外傷などで順調さを欠いたこともあり、ここ最近はひと息の結果が続いていた。

同馬は半妹に08年の福島牝馬Sの勝ち馬・マイネカンナがいる血統。馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+子鹿、子カモシカ(独)」。

2着 イグアス(吉田豊騎手)
「先生からは、早めに仕掛けてくれと言われていました。勝ち馬を目標にしながら動いて、ジリジリ来てはいるんですけどね」

3着 トウカイトリック(石橋脩騎手)
「よく頑張ってくれましたね。上手く乗れたと思います。立ち上がったときにゲートが開きましたけど、長距離なので焦らず、1周めはリズムを大事に乗りました。ジッとしていて最後に脚を使うんですから大したものですよ。偉いですね」

4着 ピエナファンタスト(木幡騎手)
「この馬場も苦にせず、ジリジリ来ました。折り合いもついて長距離は乗りやすいです。よく頑張っていますよ」

5着 フォゲッタブル(ウィリアムズ騎手)
「攻め馬に乗って、状態の良さを感じていました。馬に前向きさもあって、春のスランプは脱出していると思っていたので、乗るのが楽しみでした。16番がハナを切ると思っていたので、2、3番手からレースをしようと考えていました。キッツがマクってきたときに行きたかったんですけど、他の馬がワッと来て、自分のスペースが無くなってしまいました。ビュッと切れる脚があれば、他の馬より先にスペースに入れるのですが…。残念です」

11着 ビートブラック(安藤勝騎手)
「勝負どころから動けず、1度も手応えがありませんでした。馬場なのか何なのか…」

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マイネルキッツ
(牡8、美浦・国枝厩舎)
父:チーフベアハート
母:タカラカンナ
母父:サツカーボーイ
通算成績:42戦8勝
その他の賞勝利:
09年天皇賞(春)(G1)
10年日経賞(G2)


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