【ステイヤーズS】マイネルキッツ「良いステップになった」

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レースは不良馬場ながら、最初の1,000mは61秒台とハイラップ。ドリームセーリング、ビッグウィーク、ネコパンチらが先行して隊列は縦長だったが、中盤からはペースダウン。2周目向こう正面で一気にマイネルキッツが先団に取りつくと、コーナーで先頭へ。そこにナムラクレセント、イグアスらも懸命に食い下がったが、手応えは終始マイネルキッツが優勢。最後も2着馬との3キロの斤量差も物ともせず押し切ってみせた。

騎乗していた三浦皇成騎手は「良い位置につけて、G1を勝ったときと同じように、展開は関係なく、自分からハミを取ったところで動こうと思っていました。動いたときも、これなら残せると自信を持って乗りました。
自分も久し振りの重賞勝ちですし、道悪も問題ありませんでした。(有馬記念への)良いステップになったと思いますし、これからも長丁場で活躍して欲しいですね」とコメント。

58キロを背負っていたが、格の違いをみせつけるレース運びで古豪健在をアピールしたマイネルキッツ。長距離戦ではまだまだ侮れない存在だ。