トランセンドが史上初のジャパンカップダート連覇!

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11年12月4日(日)、6回阪神2日目11Rで第12回 ジャパンカップダート(GⅠ)(ダ1800m)が行なわれ、藤田 伸二騎手騎乗の1番人気・トランセンドが優勝。勝ちタイムは1:50.6(良)。

2着には2馬身差で5番人気・ワンダーアキュート(牡5、栗東・佐藤厩舎)、3着には2番人気・エスポワールシチー(牡6、栗東・安達厩舎)が続いて入線した。

なお、トランセンドは大外枠からハナを主張し、1コーナーでは他馬をカットする形になったが、終始ハナを譲ることなく逃げ切り勝ち。エスポワールシチーはトランセンドを見る形で2番手を追走するも、勝負処で粘り負けし、3着に後退。ワンダーアキュートはゲートで立ち遅れ、腹を括るように後方からレースを進めたが、猛追をみせて、ゴール前でエスポワールシチーをとらえた。

勝ったトランセンドは前走のJBCクラシックではライバル・スマートファルコンに屈したものの、この勝利で史上初のJCダート連覇。そして、これでJRAのダートG1は3連覇。昨年5月の東海Sで2着になったのを皮切りに、9戦連続連対を果たしている。

同馬は半姉に紫苑S勝ちのサンドリオンがいる血統。馬主は前田 幸治氏、生産者は新冠のノースヒルズマネジメント。馬名の意味由来は「超越する」。

トランセンドに騎乗していた藤田伸二騎手、管理する安田隆行調教師もトランセンドと同じく連覇達成。藤田騎手は08年のJCダートでも2着に入っており、阪神開催で行われた過去4年で2勝2着1回の成績を残している。

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トランセンド
(牡5、栗東・安田厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:シネマスコープ
母父:トニービン
通算成績:20戦10勝
その他の重賞勝利:
11年フェブラリーS(G1)
11年南部杯(G1)
10年ジャパンカップダート(G1)
10年みやこステークス(G3)



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