【東京2歳優駿牝馬】エンジェルツイートが逃切で2歳女王に!

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12月31日(土)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第35回 東京2歳優駿牝馬(SI)(2歳牝、定量(重賞競走)、1着賞金2,000万円、ダート内1,600m)は、森泰斗騎手騎乗の2番人気・エンジェルツイート(牝2、大井・森下淳厩舎)が逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1.40.8(良)。

2着には1馬身差で1番人気・エミーズパラダイス(牝2、船橋・川島正厩舎)、6番人気・ショコラヴェリーヌ(牝2、大井・荒山勝厩舎)がそれぞれ入っている。

レースは序盤からエンジェルツイートがハナ、エミーズパラダイスが2番手追走。終始、その隊列は崩れることなく直線へ。人気のエミーズパラダイスが詰めろうと脚を伸ばすも、エンジェルツイートの脚が衰えることなく、見事、逃げ切り勝ちを決めた。

勝ったエンジェルツイートはデビューから10連勝を挙げ、先日の兵庫ゴールドトロフィーでも3着に入った園田のオオエライジンの妹という血統。前走は道営所属ながら、南関東の平和賞を圧勝。今回は大井への転入緒戦だった。
馬主は(株)オリオンファーム、生産者は浦河の伏木田牧場。騎乗していた森泰斗騎手、管理する森下淳平調教師共に本レースは初勝利となっている。

1着 エンジェルツイート(森泰斗騎手)
「馬もいい雰囲気で、レース前から自分も自信を持っていました。ハナに行くのは最初から決めていましたし、今日は抑えると掛かりそうな雰囲気があったので、馬の気持ち任せにレースを進めました。
最後は『(後続が)来るな、来るな』と僕は必死でしたが、よく走ってくれました。僕自身、人気の馬で飛ばしてしまうこともあり、ファンの皆さんには迷惑をかけていますが、来年もエンジェルツイート共々、応援よろしくお願いいたします」

2着 エミーズパラダイス(戸崎騎手)
「ペースも流れていたし、向こうも遊んで走っているようにみえたので、あえて、スペースを持って走らせました。前回の勝ちっぷりもありましたし、返し馬で状態も問題なかったので、負けるとは思っていなかったのですが……。
先生も『追い切りが軽かったかもしれない』と言っていましたし、(以前乗っていた)服部さん(騎手)も芝向きかもしれないと言っているように、ダートでも走れるけれど、芝の方がいいのかもしれません」

3着 ショコラヴェリーヌ(真島騎手)
「今日は中団から競馬をさせましたが、本来は差す競馬の方が向いている馬。これまではレースでテンションが上がり過ぎていたところがありましたが、一戦毎に課題もクリアして、どんどん良くなっていますよ」

10着 ロクイチスマイル(服部茂騎手)
「終いがジリジリになってしまった。距離は千四までがギリギリかもしれません」

16着 アイキャンディ(的場文騎手)
「馬込みはダメだね。今日は気の悪いところをみせてしまった」

エンジェルツイート
(牝2、大井・森下淳厩舎)
父:タイキシャトル
母:フシミアイドル
母父:リンドシェーバー
地方通算5戦4勝





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