ゴールドアグリの半弟・ゴールドヘクターがデビュー勝ち…中山新馬

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12年1月15日(日)、1回中山5日目6Rでサラ系3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の5番人気・ゴールドヘクターが優勝。勝ちタイムは1.58.3(良)。

2着には1/2馬身差で1番人気・ゴールドゼウス(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)、更に1馬身3/4差の3着には2番人気・ハーコット(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)が続いて入線した。

1着 ゴールドヘクター(吉田豊騎手)
「ちょっとズブく、物見もすると聞いていたのでゲートを出していった。いいポジションで競馬ができたし、砂を被っても大丈夫。追い出してからはすっと反応しなかったけど、手前を替えたらぐんと伸びた。これでも緩い面が目立ち、まだ完成途上だよ。上へいっても楽しみな素材だね」

3着 ハーコット(北村宏騎手)
「いいペースで逃げられた。ただ、向正面では気を遣い、耳を立てていたよ。それに、早めに迫られるきつい競馬となった。渋太く踏ん張っているし、上積みも大きいだろう」

4着 コスモリオ(柴田大騎手)
「一瞬の脚には欠ける個性。早めに動きました。よく走っています。乗り味がいいですし、次は変わるでしょう」

5着 ディアフリーダム(後藤騎手)
「前半はいいリズムだったが、3コーナーで一気に来られたからね。次はもっとやれる」

7着 ナウンステージ(三浦騎手)
「ゲートを出なかった。でも、最後は脚を使っている。走ってくる馬だよ」

10着 キタノハヤブサ(田辺騎手)
「追い切りでも仕掛けないと動かない現状。使いつつ変わります」

勝ったゴールドヘクターは、半兄に06年の新潟2歳Sを勝ったゴールドアグリ(父タニノギムレット)がいる血統。10年のセレクトセールにおいて2000万円で落札されている。馬主は株式会社 ジェイアール、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「黄金+母父名の一部」。

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ゴールドヘクター
(牡3、美浦・戸田厩舎)
父:フジキセキ
母:タッチオブゴールド
母父:ヘクタープロテクター


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