【TCK女王盃】船橋のハルサンサンがJRA勢を一蹴!

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今野騎手はユキチャンで制した2010年以来のTCK女王盃制覇

1月18日(水)、大井競馬場で行われた交流JpnⅢ・第15回 TCK女王盃(4歳上牝、別定、1着賞金:2,200万円)は、道中4番手を追走していた今野騎手騎乗の7番人気・ハルサンサンが、直線で先に抜け出した1番人気・カラフルデイズ(牝4、栗東・藤原英厩舎)をアタマ差交わして優勝。勝ちタイムは1.53.6(良)。

2着にはカラフルデイズ、更に1馬身差の3着に2番人気・プレシャスジェムズ(牝5、美浦・伊藤圭厩舎)。4着ウェディングフジコ(牝8、美浦・戸田厩舎)、5着パールシャドウ(牝6、美浦・手塚厩舎)と、ハルサンサン以外はJRA勢が掲示板を独占している。

勝ったハルサンサンは戸塚記念(SⅡ)3着、ロジータ記念(SⅠ)2着、東京シンデレラマイル(SⅢ)2着と重賞でも好走歴があるが、今回が嬉しい重賞初勝利となった。馬主は三村茂氏、生産者は新冠の三村卓也氏。馬名の意味由来は「春燦燦」。

1着 ハルサンサン(今野騎手)
「思ったよりも流れは遅くかったですが、ポジション的には理想通り。相手が強いから、直線は半信半疑でしたが、最後は頑張ってくれました。
この馬に乗るときはいつも巧く乗れなくて、先生に怒られっぱなし。次乗せてもらえるかもヒヤヒヤしていましたが、結果を残せて嬉しいです。
普段からモノ見をよくしてしまう馬で、ナイターの照明や影にも反応するほど、今日は天気も雲っていたのが良かったんでしょうね。僕も今年1年頑張ります。応援してください」

2着 カラフルデイズ(岩田騎手)
「出負けをしたから、『行ってまえ』と思ってハナにいこうとしたけれど、強いて挙げれば、スタート部分の差かなあ。それでも、力は付けてきているのは感じられました」

(藤原英昭調教師)
「目印にする馬が出遅れてしまいましたからね。よく走っていると思います」

4着 ウェディングフジコ(蛯名騎手)
「いい形で運べましたし、立ち直りつつありますね」

7着 プロヴィナージュ(佐藤騎手)
「体もちょっと重かったし、斤量も堪えたのかなあ。57キロと言ったら、牡馬のG1と変わらないからね。道中は手応えも良かったけれど、3コーナーから進出するところでトモを滑らせているようなところがあったから。
それでも、芝のレースで変な止まり方をしているよりは、久々のダートでもハマり方は良かったし、休む前よりは手応えは掴めました」

8着 ショウリダバンザイ(服部茂騎手)
「頭を上げて、反抗してしまう面を出してしまいました」

ハルサンサン
(牝4、船橋・佐藤賢厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:ハルワカ
母父:ワカオライデン
通算成績:15戦5勝


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