89年の菊花賞馬バンブービギンが死去

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1989年の菊花賞(GI)などを制し、現役引退後は種牡馬として供用されていたバンブービギン(牡26)が、7月28日(土)午前、北海道浦河町のバンブー牧場にて老衰のため死亡したことが発表された。
同馬は現役時代、2度の骨折、そして、屈腱炎を契機に引退など、アクシデントにみまわれることが多かったが、菊花賞馬にまで登り詰めた。引退後は05年に種牡馬を引退し、同牧場にて繋養され余生を送っていた。

バンブービギン
父:バンブーアトラス
母:フォローバンブー
競走成績:12戦5勝
主な勝鞍:
1989年 菊花賞(GI)
1989年 京都新聞杯(GII)
受賞:
1989年 最優秀父内国産馬

竹田 辰紀氏(所有者)のコメント
「見学時期には沢山のファンに来ていただいていただけに、とても残念です。バンブーアトラス(ダービー馬)の代表産駒であり、自身も菊花賞を勝ってくれたので、本当に頑張ってくれたと思います。最後は安らかに眠るようにこの世を去った感じを受けました。皆様大変ありがとうございました」