開けた展望

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新潟2歳Sで直線一気に差し切ったセイウンワンダー(牡2、栗東・領家厩舎)。
メンバー中唯一の上がり34秒台の末脚を披露、キャリア2戦の馬とは思えぬ堂々とした走りっぷりで能力の高さを見せつけた。
「トビが大きいからあんな馬場がどうかと思ったが強い競馬だったね。勝てて良かった」と領家師。
年内は1戦だけに留めてこのあとは東京スポーツ杯2歳Sに向かう見込みだ。

一方、小倉2歳Sで3連勝ともに重賞初制覇を飾ったデグラーティア(牝2、栗東・宮本厩舎)は11日(木)に宇治田原優駿Sへ放牧に出される。
「輸送しても馬体が減らないのは精神的に強い馬なのでしょうね。賞金も更に加算してくれたのも良かったです。このあとはファンタジーSも視野に入れていますが、阪神JFでも」と宮本師は今後の明るい展望を語ってくれた。

ともに印象的なレースぶりだった先週行われた両2歳重賞。中でも、出遅れのロスを克服して豪快な差し切り勝ちを見せた新潟2歳Sの覇者セイウンワンダーには確かな可能性を感じるところ。
そんな同馬は「東西トレセン最前線」でもお馴染みの領家厩舎の所属馬。
同厩舎で助手を務める小川洋平調教助手からも、早速喜びの報告が入ってきている。
是非ご一読いただきたい。