【フラワーC】史上初!1戦1勝馬サクラプレジールが押し切り

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13年3月16日(土)、2回中山7日目11Rで第27回 フラワーカップ(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、横山 典弘騎手騎乗の2番人気・サクラプレジールが優勝。 先行策から追い込んだエバーブロッサムを封じ、デビュー戦に続いて2連勝で重賞初勝利となった。勝ちタイムは1:50.0(良)。

2着にはハナ差で3番人気・エバーブロッサム(牝3、美浦・堀厩舎)、3着には6番人気・リラコサージュ(牝3、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたカラフルブラッサムは後方から伸びるところなく7着に敗れた。

勝ったサクラプレジールはおじにサクラチトセオーがいる血統。デビュー前から陣営の評価が高かったが、この勝利はフラワーC史上初となる1戦1勝馬の優勝。牝馬クラシック戦線に新星誕生となった。 馬主は株式会社 さくらコマース、生産者は新ひだかの新和牧場。馬名の意味由来は「冠名+喜び(仏)」。

1着 サクラプレジール(横山典騎手)
「馬場の内側が悪かったので、良いところを選んで行きました。最後はギリギリでよく頑張ってくれました。体質的に弱さがありそうなので、この後無事に行ってくれればと思います。大きいところに向かうからには、万全の態勢でいきたいですね」

2着 エバーブロッサム(戸崎圭騎手)
「反応が鈍いと聞いていましたが、道中はリズム良く、馬が集中して走っていました。徐々に競馬を覚えてきているんでしょうね。最後は1センチ、ゴール板が向こうにあれば勝てていました」

3着 リラコサージュ(柴田善騎手)
「よく走っていますよ。マイルぐらいが良さそうですけど、このくらいの距離でも我慢出来そうな感じがします」

4着 エクスパーシヴ(村田騎手)
「内を回って、最後も手応えがあったので勝てるかと思いましたが、並んでから一緒になってしまいました。落ち着いていましたし、折り合いもついて良い走りでした」

7着 カラフルブラッサム(和田騎手)
「3、4コーナーから自分で動いて行きましたが、前を飲み込めるほどの脚は使えませんでした。状態が良かったので、自信を持って行ったんですけどね」

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サクラプレジール
(牝3、美浦・尾関厩舎)
父:サクラプレジデント
母:サクラプレステージ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:2戦2勝



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