古馬次走報

トピックス

●フェブラリーS・6着のあと休養に入っていたヴァーミリアンが帝王賞(6月24日・大井)に向けて順調に調整が進んでいる。
今朝(3日)の坂路コースで55秒8-40秒0-×-×。
ラスト2Fはエラーの計時だったが動き自体はマズマズと言える。
「目立つほどの時計は出ないから動き・時計はこんなもの。休ませていいリフレッシュができているし、
このコースは相性(全てGⅠで3戦2勝)も良いからね。まだ馬も若いよ」と担当助手は能力に期待を寄せていた。

●次週のエプソムCに出走するキャプテンベガはCWコースで82秒8-66秒7-51秒7-38秒5-12秒5を単走でマークした。
「使い減りしなくなったのは好材料。最近は安定して走ってくれるし、折り合いさえスムーズならいい勝負になるんじゃないかな」
と松田博師は自信の様子。
4走前の東京新聞杯が不良馬場の2着と好走しており、馬場悪化ならチャンスは広がる。

●鎌倉Sを快勝したワンダーポデリオの次走はプロキオンS(7月12日・阪神)へ向かう。
「馬場差もあるけど時計がかなり優秀だね。重賞で骨っぽいメンバーは揃うだろうけど、1400mならソコソコ頑張れないかな」
と藤岡範師は期待を込める。

●欅Sで2着に3馬身差を付けて快勝したダイショウジェット
次走はプロキオンS、大沼Sのどちらかに出走する見込み。
「これで1400mで3勝目。相性が良いね。以前のムラな面が全くなくなったし、
今なら大きく崩れることはないんじゃないかな」と大根田師は確かな地力強化に目を細める。

また名古屋城Sを勝ち挙がったアンダーカウンターもプロキオンSへ向かう可能性があるとのこと。

●金鯱賞で3着に善戦したホワイトピルグリムは次開催から1600万下に降級するため次走は阿武隈S(7月4日・福島)へ向かう。
「あそこまで来たら2着は欲しかったなぁ…。
でも定量戦でこれだけ走るんだから力を付けている。小回りは堅実だし、福島も勝っているコースなので楽しみ」と担当助手。

また担当助手のもう1頭の担当馬であるマコトスパルビエロは次週のブリリアントSへ向かう。


ヴァーミリアン
(牡7、栗東・石坂厩舎)
父:エルコンドルパサー
母:スカーレットレディ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:28戦12勝
重賞勝利:08年JBCクラシック(G1)など10勝

キャプテンベガ
(牡6、栗東・松田博厩舎)
父:サンデーサイレンス
母:ベガ
母父:トニービン
通算成績:25戦5勝

ワンダーポデリオ
(牡5、栗東・藤岡範厩舎)
父:フォーティナイナー
母:アラマサブレーヴ
母父:ダンシングブレーヴ
通算成績:22戦5勝

ダイショウジェット
(牡6、栗東・大根田厩舎)
父:クリプティックラスカル
母:デューティエコー
母父:マグニテユード
通算成績:31戦7勝

ホワイトピルグリム
(牡4、栗東・鮫島厩舎)
父:クロフネ
母:オーバルカット
母父:エリシオ
通算成績:15戦4勝
成績は31日終了時点