09年ダービー馬ロジユニヴァースが引退、種牡馬入り

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09年の日本ダービー(G1)を制したロジユニヴァース(牡7、美浦・萩原厩舎)は、10月30日(水)付けで競走馬登録を抹消したことが発表された。

ロジユニヴァースは新馬戦を勝利した後、札幌2歳S、ラジオNIKKEI杯、弥生賞と重賞を3連勝。続く皐月賞では14着と大敗したものの、大雨で不良馬場にまで悪化したダービーで4馬身差をつけての圧勝。父ネオユニヴァースに続くダービー父子制覇を果たした。その後は脚部不安のため低迷が続くも、10年札幌記念(G2)では2着に好走。復活が期待されたが、脚部不安は解消しきれず、1年以上の休養を経て引退が決まった。今後は北海道新冠郡の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。父子3代でのダービー制覇に期待が集まる。

馬主は久米田 正明氏、生産者は早来のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。JRA通算成績獲得賞金は3億4332.3万円(付加賞含む)。

ロジユニヴァース
(牡7、美浦・萩原厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:アコースティクス
母父:Cape Cross
通算成績:10戦5勝
重賞勝利:
09年東京優駿(G1)
09年報知杯弥生賞(G2)
08年ラジオNIKKEI杯(G3)
08年札幌2歳S(G3)