【全日本新人王争覇戦競走】兵庫の鴨宮祥行騎手が優勝!

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14年1月15日(水)、高知競馬場で行われた第28回 全日本新人王争覇戦競走は、第1戦で(ランドエクスプレスに騎乗)2着、第2戦で(ディンプルに騎乗)1着となった、兵庫の鴨宮祥行騎手が、合計35ポイントをあげて総合優勝となった。

2位は第1戦でサチノコンゴウリキに騎乗して1着になるなど、合計22ポイントをマークしたJRAの中井裕二騎手。3位は佐賀の日野太一騎手
今年で28回目を数える同競走だが、兵庫県勢の優勝は一昨年に続き、5度目のこと。

【鴨宮祥行騎手のコメント】
「(5回目)去年も川原さんが全国リーディングをとられたように、兵庫の競馬はレベルが高いと思います。でも、今日の結果は馬が頑張ってくれました。日本プロスポーツ大賞をとった3人に負けない、という思いでした。

最初は高知が初騎乗だったので、(1Rを勝った)中西達也さんの騎乗をマネしました。馬も力があったし、それに応えてくれましたね。

次のレースも中井君(JRA)が人気をしていたので、2番手だったし、あの競馬(逃げ)でいいのかなと思いました。ゲートが決まりましたし、クラスが上がったら、前に行けていない、とは聞いていましたが、今日は馬が前に行ってくれたので、それについていけましたね。
3~4コーナーで早めに行ったらフワフワしたので、“何か他の馬が早く来てほしい。ヤバイ!”と思いましたが、なんとかしのいでくれました。最後はの着差はドキッとしましたよ。

優勝した兵庫県の鴨宮吉行です。今日で(今年)2勝目を挙げられて、両目が空きました。地方競馬はまだまだ大変ですが、皆さんの力で少しでも良くなっていきたいと思いますし、僕らも頑張っていきたいと思います。
去年は思ったほど成績が出せませんでしたし、今年は幸先のいいスタートが切れました。先輩たちにはハッパをかけられていたので、優勝出来てよかったです。(明日以降の開催にも)ちょっとだけ胸を晴れますね」




(中)優勝した兵庫・鴨宮祥行騎手、(右)2位のJRA・中井裕二騎手、(左)3位の佐賀・日野太一騎手