今週出走の注目新馬(9/19.20)

トピックス

[9月19日(日)/4回中山4日目4R ダート1,800m]
エイシンゼウス
(牡2、美浦・久保田厩舎)
父:Giant's Causeway
母:Baraka
母父:Danehill
祖母:ピルサドスキー
近親:ファインモーション

祖母にピルサドスキー、近親にファインモーションと世界的スケールの超良牝系を持つ血統背景。
これまで、乗り込み量、攻め時計はいま一歩足りないものがあったが、16日の最終追い切りでは、美浦・坂路51秒2と水準の時計をマーク。
態勢は間に合ったといえそうだ。


[9月19日(日)/4回阪神3日目5R 芝1,800m]
セブンスコード
(牡2、栗東・平田厩舎)
父:フジキセキ
母:リトルハーモニー
母父:コマンダーインチーフ
半姉:リトルアマポーラ

姉は、昨年のエリザベス女王杯(GⅠ)を制したリトルアマポーラ。
栗東坂路を中心に乗り込まれてきたが、ひと追い毎に、動き・時計共に上昇気配をみせ、16日坂路では、4F53秒0-38秒7-25秒4-12秒9と水準の時計をマーク。併せた僚馬をちぎってみせた。
その姉も、新馬~500万を連勝して、3歳時に重賞を制するなど、早い段階から活躍をみせていただけに、同馬へ掛かる期待も大きい。


エンクリプション
(牡2、栗東・角居厩舎)
父:フジキセキ
母:トリッキーコード
母父:Lost Code
半兄:ハットトリック

兄は、厩舎の先輩でもあり、日本と香港でマイルGⅠを制したハットトリック。
最終追い切りも、角居厩舎らしく、古馬との併せ馬を敢行。皐月賞2着馬(トライアンフマーチ)に先着してみせた。
新馬でよく走るフジキセキ産駒なら、兄よりも早い段階での活躍が見込めそうだ。


グランドチャペル
(牡2、栗東・池江郎厩舎)
父:シンボリクリスエス
:チャペルコンサート
母父:サンデーサイレンス

母は02年のオークスで12番人気で2着。波乱を演出した。
7月上旬から入念な乗り込みを消化、今週も併せたリルダヴァル(2歳OP)に遅れはしたものの、好時計をマークしてみせた。
父は能力を秘めるも、使いつつ良くなるタイプの多いシンボリクリスエスだが、新馬の仕上げには定評のある池江泰郎厩舎だけに期待はできる。