6番人気トーホウハニーが競り合いを制す…新潟新馬

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14年8月3日(日)、2回新潟2日目6Rでサラ系2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の6番人気・トーホウハニー(牝2、美浦・田中清厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.6(良)。

2着には半馬身差で9番人気・クインズミラーグロ(牝2、美浦・和田道厩舎)、3着には5番人気・ストロベリーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)が続いて入線した。
なお、1番人気に支持されたサザナミ(牝2、美浦・堀厩舎)は4着に敗れた。

シルヴァーコードがハナへ立ち、ダンシングワンダー、レッドヴィラーゴ、ストロベリーズらが先行集団を形成。トーホウハニーは中団から徐々にポジションを押し上げ、3コーナーでは早くも前を射程圏内に捉えた。
直線ではストロベリーズとの叩き合いが続いたが、最後まで脚が衰えなかったトーホウハニーが優勝。中団から馬群を割って迫ったクインズミラーグロが2着に入った。

サザナミも外から差を詰めたが4着まで。2番人気のプレシャスメイトは出遅れが響き9着敗退など、上位人気馬が揃って敗れた。

勝ったトーホウハニーの母、トーホウメデューサは現役時にダートで5勝の実績を残している。兄弟すべてが「トーホウ」の冠名で競走馬となっている、オーナーゆかりの血統だ。

馬主は東豊物産 株式会社、生産者は日高の竹島 幸治氏。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

1着 トーホウハニー(柴田善騎手)
「返し馬からアクションが良く、良い馬だと思いました。ステイゴールド産駒で、道中も耳を絞ったり雑な走りをするところはありましたがセンスは良いですよ。ようやくカイバも食べれるようになってきているみたいで、まだひ弱なところもありますが、その分伸びシロもあるでしょうし先が楽しみです」

2着 クインズミラーグロ(M.エスポジート騎手)
「良い馬ですね。リズム良く走れましたし、2着とはいえ強い内容でした」

3着 ストロベリーズ(大野騎手)
「ペースが落ち着いたときに外から馬が来たので、被されるよりはと思って、それと一緒に上がっていきました。最後も渋太く食らいついていますし、乗りやすくて良い馬ですね」

4着 サザナミ(戸崎圭騎手)
「上手に走っています。最後までしっかり脚を使ってくれました」

5着 リリーグランツ(石川騎手)
「スタートを上手く出たので好位で競馬をしようかとも思いましたが、稽古で終いが切れそうな感じがあったのでその持ち味を生かすような競馬をしました。追い出してからもしっかり反応がありましたし、使いながらピリッとしてくれば更に良い脚を使えそうです」

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トーホウハニー
(牝2、美浦・田中清厩舎)
父:ステイゴールド
母:トーホウメドゥーサ
母父:Meadowlake





写真=武田明彦

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