【南部杯】圭太&ベストウォーリアが人気に応えて快勝!

10月13日(祝)、盛岡競馬場で行われた交流Jpn1・第27回マイルCS南部杯(3歳上 定量 1着賞金4500万円 ダート1600m)は、単勝1.2倍の圧倒的1番人気に支持された戸崎圭太騎手騎乗のベストウォーリア(牡4、栗東・石坂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.9(良)。

2着には4馬身差で2番人気・ポアゾンブラック(牡5、栗東・本田厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・アドマイヤロイヤル(牡7、栗東・橋田厩舎)が続いて入線した。

台風の影響も心配されたが、何とか曇り空のままで発走。ポアゾンブラックが好スタートからそのままハナへ。人気のベストウォーリアはそれを見る形でガッチリと2番手に取り付き、キョウエイアシュラ、アドマイヤロイヤル、ナムラタイタンが追走。4コーナーでは地元のコミュニティも差を詰めてくる。
直線に入ると逃げるポアゾンブラックをベストウォーリアが楽に捕まえて堂々と先頭。焦点の2着争いは外からアドマイヤロイヤルが追い込んでくるが、ポアゾンブラックがそのまま粘り込んで2着を確保。4着キョウエイアシュラ、5着ナガラオリオンと入線し、JRA勢が掲示板を独占。地方馬は3番人気・ナムラタイタンの6着が最高だった。

勝ったベストウォーリアはJpn1初勝利。重賞は今年のプロキオンS、昨年のユニコーンSに続いて3勝目で待望のビッグタイトルを獲得。戸崎騎手は南部杯初勝利で、2003年から12年連続JRA勢の勝利となった。馬主は馬場幸夫氏、生産者は米国のBuck Pond Farm, Inc。馬名の意味由来は「最高の戦士」。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「どこからでも競馬ができると思っていたので、特に意識せず、馬のリズムを崩さないことだけを意識していました。良い雰囲気で走ってくれていましたね。手応えは十分ありましたし、いつ仕掛けても弾けそうな雰囲気でした。直線までしっかりと我慢できましたし、これなら安心だなという感じでしたね。

元々、素質は感じていましたし、順調に勝ち上がって良いレースができているかなと思います。競馬も上手ですし、精神的にも強い面があるので、今後も楽しみですね。今日は人気に応えられて良かったですし、岩手県が盛り上がってくれればなと思います。ベストウォーリアもレースごとに強くなっていますし、これからも応援してください。今日はどうもありがとうございました」

ベストウォーリア
(牡4、栗東・石坂厩舎)
父:Majestic Warrior
母:Flirtatious Miss
母父:Mr. Greeley
通算成績:14戦7勝
重賞勝利:
14年マイルCS南部杯(Jpn1)
14年プロキオンS(G3)
13年ユニコーンS(G3)

ベストウォーリア

ベストウォーリア

ベストウォーリア

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