追い比べ制しマーセラスが差し切りV…東京新馬

11月23日(日)、5回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の1番人気・マーセラス(牡2、美浦・久保田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.1(良)。

2着にはクビ差で8番人気・リュウノースジョイ(牝2、美浦・石毛厩舎)、3着には4馬身差で2番人気・トエハタエ(牝2、美浦・奥村武厩舎)が続いて入線した。

大外枠発走のトエハタエが押してハナに立ち、好スタートを切ったシングンパワー、リュウノースジョイ、キタノリュウセイなどが続く。道中ではトエハタエが後続に2、3馬身差をつけて単騎で逃げ、馬群はやや縦長の展開に。3コーナーから徐々に馬群が固まり、人気のマーセラスは外から4、5番手に順位を上げる。直線を向くと先頭のマーセラスにリュウノースジョイ、マーセラスが並びかける。坂を登り切るとリュウノースジョイとマーセラスが抜け出し。ゴール直前でもうひと伸びを見せたマーセラスが、リュウノースジョイをクビ差で交わし差し切り勝ち。

勝ったマーセラスは祖母にオークスなどを制したダイナカール持ち、近親には高松宮記念などを制したオレハマッテルゼ、オークスなどを制したエアグルーヴなどがいる良血。クラブでの募集総額は2600万円だった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「人名より」。

1着 マーセラス(柴山騎手)
「絶好の手応え。すぱっとは切れませんでしたが、いい勝負根性がありますね。しっかり捕えてくれました。まだこれからという段階。先々まで楽しみです」

2着 リュウノースジョイ(北村宏騎手)
「怖がりな面を見せていた。それでも、最後までよくがんばっているし、レース慣れすれば」

4着 シングンパワー(武士沢騎手)
「初戦としては上々の内容です。使って変わるでしょう」

6着 キタノリュウセイ(吉田豊騎手)
「まだ非力。ハミをかけてもぐっと反応できないね。使って体が減らなければ」

7着 ドーテ(江田照騎手)
「ゲートを出なかった。走りは悪くないし、いいものは伝わってきたよ」

10着 ショウナンランボ(戸崎騎手)
「まだ緩いですし、気持ちも若いですね。経験を積みながら変わってくれたら」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

マーセラス
(牡2、美浦・久保田厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:カーリーパッション
母父:トニービン

マーセラス

マーセラス

マーセラス


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