【有馬記念】落ち着きあるエピファネイアは7枠13番 課題は中山

12月28日(日)に行われる第59回 有馬記念(G1)の枠順が確定。ジャパンCで2つ目のG1タイトルを手にしたエピファネイア(牡4、栗東・角居厩舎)はゴールドシップの1つ内側の7枠13番よりG1連勝を狙う。

ジャパンCの圧勝劇から1カ月。この中間もパワフルなフットワークは健在で、昨年の菊花賞馬が完全に輝きを取り戻した。高田調教助手も「金曜はゲートの駐立をみましたが、全く問題なかった。乗った助手から坂路も力みなく、落ち着いて走れていたと聞いています」と最高の状態をキープして中山へ乗り込む。

手にした7枠13番は思い描いた理想とは違ったようだが「枠は仕方ないですよね。でも、天皇賞みたいに馬群でゴチャついてエキサイトするよりはいいのかな。理想は包まれず、なおかつ、前に壁を作る展開。あとは中山コースの克服ですね」と明るく締めくくってくれた。

陣営が気にする中山コースは2戦して勝ち切れていないが、ともに勝ち馬からは0秒1差。当時よりはるかにパワーアップし、父が有馬記念を2連覇したシンボリクリスエスなら、コース云々は関係ないだろう。むしろ、ジャパンCのように馬の行く気に任せれば、父と同じ圧勝シーンも期待できる。そうなれば来年は世界一の座が見えてくる。

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