内を突いたベルーフが差し切りV…エリカ賞

12月27日(土)、5回阪神7日目9Rでエリカ賞(芝2000m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・ベルーフ(牡2、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:02.4(良)。

2着には3/4馬身差で6番人気・クルーガー(牡2、栗東・高野厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・シュヴァルグラン(牡2、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

シンキングロージスが好スタートを切るも、内から押してライドオンウインドがハナを主張し、ゴールドメダリオンも外から先頭争いに加わる。道中ではライドオンウインドが単騎で先頭に立ち、ゴールドメダリオンが単独2番手で追走。さらにクルーガー、シンキングロージス、ノースストームなどが続く。ライドオンウインドが一時は後続に3馬身差をつけて逃げ、馬群は縦長の展開に。直線を向くとライドオンウインドの脚色が鈍り、好位からクルーガーが抜け出す。しかし、中団で脚をタメていたベルーフが内から一気に差し切り勝ち。

勝ったベルーフは母にローズS、クイーンSを制したレクレドール、母の兄にステイゴールドがいる血統。レコード決着となった前走の百日草特別では勝ち馬の決め手に屈したが、今回はきっちり勝ち切っての2勝目を挙げた。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「召命、使命(独)」。

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ベルーフ
(牡2、栗東・池江寿厩舎)
父:ハービンジャー
母:レクレドール
母父:サンデーサイレンス
通算成績:3戦2勝

ベルーフ

ベルーフ

ベルーフ

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