【ホープフルS】好位抜け出しシャイニングレイが連勝!

12月28日(日)、4回中山8日目9Rで第31回ホープフルS(G2)(芝2000m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・シャイニングレイ(牡2、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.9(良)。

2着には1馬身1/4差で8番人気・コメート(牡2、美浦・土田厩舎)、3着にはハナ差で9番人気・ブラックバゴ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダノンメジャー(牡2、栗東・橋口厩舎)は9着に敗れた。

好スタートからフォワードカフェがハナに立ち、マイネルシュバリエが2番手を追走。さらにコメート、シャイニングレイ、レトロロックなどが続く。ティルナノーグは最後方に控える。道中では馬群が固まったまま緩やかペースに。直線を向くとフォワードカフェの脚色が鈍り、好位からシャイニングレイが抜け出す。そのまま後続を振り切って快勝した。

勝ったシャイニングレイは母にチューリップ賞、ローズSで2着のシェルズレイを持つ血統。新馬戦を3馬身半差で快勝しており、そこから連勝での重賞初勝利となった。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「輝く+母名の一部。競走馬として輝かしい歴史を創ることを願って」。

1着 シャイニングレイ(川田騎手)
「2戦目で、これだけの相手にこの競馬が出来るんですから大したものです。あとはこのまま無事に行ってくれればと思います」

2着 コメート(嘉藤騎手)
「悔しいですね。それでもこの馬はやっぱり走りますよ。競馬が上手ですし、折り合いも問題ありません。勝ち馬にそれほど離されていませんし、今日のメンバー相手にこれだけやれれば十分です」

3着 ブラックバゴ(戸崎騎手)
「内を突いてどこかがあけばと思っていましたが、最後の最後になってしまいました。スムーズに行きませんでしたが、最後は鋭い脚を使ってくれましたし良いものを持っていますね」

4着 ソールインパクト(福永騎手)
「イメージ通りの競馬が出来ましたし、もう少しだったんですけどね。賞金を加算したかったですね」

5着 エニグマバリエート(戸田調教師)
「展開のアヤもあったと思いますが、直線でもよく頑張ってくれたと思いますまだレース数をそれほど使っていませんし、次はもっと良くなると思います」

6着 マサハヤドリーム(田辺騎手)
「流れに乗れれば良かったんですけどね。ゲートは課題です。それでもよく詰めていますし、距離もこなせそうです」

9着 ダノンメジャー(小牧騎手)
「本当ならもう一つ前の位置で運びたかったんですけどね。それでも折り合いがついて不利なく運べましたし、4コーナーではこれならと思いました。いざ追い出してからはギュッという脚を使えず、同じような脚色になってしまいました。正直、よく分かりません」

10着同着 ティルナノーグ(武豊騎手)
「器用なタイプではありませんし、今日は細かな不利がいくつもあって厳しい競馬になりました」

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シャイニングレイ
(牡2、栗東・高野厩舎)
父:ディープインパクト
母:シェルズレイ
母父:クロフネ
通算成績:2戦2勝
重賞勝利:
14年ホープフルS(G2)

シャイニングレイ

シャイニングレイ

シャイニングレイ

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